納豆以外の大豆食品は避けるべき

自宅で出来る一番手軽な温熱療法、それが中村式温熱療法です。

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納豆以外の大豆食品は避けるべき

大豆それ自体はアルカリ性食品ですが、豆乳、ゆば、豆腐、煮豆などの未醗酵の大豆食品に含まれるたんぱく質は、実は消化がわるくて胃腸に負担がかかり、腸内で腐敗してガスを発生させます。

 

なかには大豆を食べると湿疹が出る人たちもいて、その症状を大豆アレルギーだと解釈している人たちがいますが、実はアレルギー体質でない、普通の人が発酵していない大豆を食べても、おならがたくさん出たり、下腹部が張ったり、腸が詰まりやすくなったりします。

 

便秘で腸内が詰まりっぱなしの人たちは、腸内で何が起きていようとさっぱり気づけないほど、心身ともに非常に鈍感になってしまっているので、何を食べても、特に何の変化も感じることができなくなっています。わたしのように一日、三回くらいの便通がある人たちの多くは、大豆だけでなくどんな豆類を食べても、「おならが出るばかりで、腸が詰まった感じになって、苦しく感じる」と言います。

 

これまでのところは、「豆類に含まれるフィチン酸は、体内でカルシウム、マグネシウム、鉄分、亜鉛などのミネラルや微量元素、脂質やタンパク質、ビタミンCやビタミンDの吸収を阻害する。

のみならずペプシン、アミラーゼ、トリプシンといった酵素の作用にも悪影響を及ぼす」と考えられてきました。

 

フィチン酸は、豆類だけでなく、ナッツ類や玄米などの未精製穀物にも含まれているとされてきました。玄米については、浸水して発芽させた玄米を、発酵させて発芽酵素玄米にすると、フィチン酸によってミネラルが欠乏するリスクは大幅に軽減されると言われていました。

 

しかし、2010年4月にはアメリカで「発芽・浸水・発酵をさせても、亜鉛は吸収されなかったことが判明した」と報道されたことから、フィチン酸の説に関する真偽のほどは、今もまだわからない状況にあります。

 

たとえば、かつては神話化されていたカロリー計算によるダイエットについて、「実は、肥満とカロリーは何も関係が無いということがわかりました!」と米国の名門ヴァンダービルト大学のマーティン・カターン博士がある日突然、自説を撤回したときのように、フィチン酸の説についても、いつ、誰によって、どこからどこまでが正しいのか、どこが間違っていると発表されるのかは、まだ予想がつけられません。

 

ただ、フィチン酸には金属イオンを取り囲み、強力な抗酸化作用の働きによって活性酸素の発生を抑制し、結果としてはガンを予防、抑制するという研究もなされています。フィチン酸が、体内に蓄積されてきた不要なリン、有害金属、化合物、放射性物質などを体外へ排出させるという説も、まだまだ根強く支持されているようです。

 

納豆については、納豆菌がフィチン酸消化酵素であるフィターゼを持っていて、フィチン酸を分解してくれるから、納豆を食べることによってミネラル不足にはならないと考えられています。

納豆以外の豆類いずれにせよ、消化酵素を持った発酵食品である納豆は、胃腸に負担がかからない優れたアルカリ性食品であることに間違いはありません。

 

ちなみに、あんこの入ったおまんじゅうを食べても腸が詰まって不調になる、そんなわたし自身の体験からいうと、豆類を食べるのなら、フィチン酸の問題だけでなく、殺菌剤・防かび剤・防腐剤などポストハーベストの問題も心配する必要のない、国産の納豆だけにしておいたほうが無難だろうと思っています。もちろん、遺伝子組み換え食品ではないと明記されたものを選びます。

 

大豆の胚芽に多く含まれるイソフラボンは、女性ホルモン「エストロゲン」に似たような働きをします。イソフラボンには、骨からカルシウムが過剰に溶け出す「骨吸収」を防ぐだけでなく、補給したカルシウムを体外へ逃がさない効果もあるので、適量の納豆を食べることは、リウマチ・関節症・骨粗鬆症・がん・動脈硬化・更年期障害の予防や改善に役立つことでしょう。

 

納豆と同じ大豆の発酵食品である味噌や醤油、梅干や漬物もアルカリ性食品ですが、塩分が多いため、あまり摂りすぎないよう、適量をこころがけるとよいでしょう。特に、子宮筋腫などの婦人科系疾患を持っている人にとっては、大豆のイソフラボンをからだに入れ過ぎないほうがよいという説が、現在は一般的になっています。

 

「過ぎたるは及ばざるがごとし」という言葉があるとおり、適量であれば薬となるものも、食べ過ぎれば毒となるという考え方があります。どんなにからだによい飲食物についても同じことがいえますが、ほんの数種類の飲食物やサプリメントだけを毎日、大量に摂取することは、からだに不自然な状態をもたらします。どんな説も、いつひっくり返るかわからない時代。

 

たとえ納豆であっても、果物・野菜・海藻・ナッツ類であっても、できるだけ国産で、旬のものや新鮮なもの中から、毎日少しずつ違ったものを選びしょう。安全な食品の中から多種類を少量ずつ、毎日ちがった組み合わせや味付けで食べることが、単調となりがちな食事療法を目一杯、楽しむコツです。

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中村式温熱療法は「温熱」「栄養」「メンタル」という、3つの土台のバランスを整えることで、免疫力・快復力を最大限に高め、健康になる温熱療法です。
(「東洋三理療法」といいます。)

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中村 司

(財)日本東洋医学財団 理事長
中村式温熱療法 提唱者

祖母が27年間リウマチで寝たきり状態だったため、 幼い頃より難病の消滅を悲願とし、治療師の道に進む。
その克服法を完成に近づける途上、自分自身に激しい リウマチ症状が現れたが、約3週間で克服した経験をもつ。

治った患者さんの共通点を分析した「東洋三理療法」、 遠赤外線の医療機器でいつでも体を温められる 「こだわりホットパック」、患者さんと共同開発した 「KIK療法」など、独自の視点から創案した治療法も多い。

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