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腰痛の原因というのは、筋肉や骨によるものが多いですが、中には内臓の疾患による痛みであることもあります。
筋肉や骨による症状というのは、慢性的な痛みになっているものが多いですが、重症なケースを除き、それほど緊急性は高くない場合が多いです。しかし内臓の疾患による腰痛というのは、場合によってはすぐに治療が必要になることも多く、中には癌などが絡んでいることもあります。
内臓の疾患で、直接の痛みが出てくるということは、それほど多くはないのですが、いきなり大きな痛みが出てきた場合、適当な治療をしても効果が出にくい時、病気に心当たりがあり腰痛が出てきた時などには、内臓疾患が原因になっていることもありえることを知っておくと良いでしょう。
病気としては泌尿器系のものもあれば、消化器系・循環器系の病気もあります。また風邪などで腰痛を訴えることもあると言えます。
これらの内臓疾患による痛みというのは、多くの場合、内臓の不調を改善させていくことで腰痛が取れていくことが多いです。病気によって治療方法が変わってくると言えるでしょう。
女性特有の卵巣に関する病気や、子宮に関する病気で、痛みを覚えることもありえるます。そのため女性はリスクが男性よりも大きいと考えておくと良いです。
血流や体の免疫力を高めておくことで防げる病気もあることから、身体機能を高めておく、免疫力を高めておくことは、病気、腰痛の予防になります。
温熱療法はまさにそれを可能としてくれる治療方法であり、中村式温熱療法は特に予防にも力を入れています。
長時間座ったまま、立ったままという姿勢に影響されるものや、疲労、内臓の異常や、女性の月経、妊娠によるものなど原因は様々です。
激痛になる場合、原因・背景は複数ありますが、東洋医学の見解では、筋肉が硬くなり、神経の痛み・血行不良を招いた、といえます。
腰・下肢の筋肉の硬さ、内臓も冷えて血行不良が起きていること、股関節・仙腸関節や婦人科系、腸など内臓機能の問題も疑われます。
ストレスは神経・筋肉に強い影響があり、たとえば腰の大腰筋が硬くなると、神経・血行を阻害し、腰に激痛が走ることが知られています。
背中、腰、仙骨、胃腸、股関節、足の後ろ側、外側、足先まで温めると良いでしょう。
ストレスの解消、胃腸に負担をかけない栄養療法、みずぽっとによる腸もみもお勧めします。
中村式温熱療法は「温熱」「栄養」「メンタル」という、3つの土台のバランスを整えることで、免疫力・快復力を最大限に高め、健康になる温熱療法です。
(「東洋三理療法」といいます。)
中村 司
(財)日本東洋医学財団 理事長
中村式温熱療法 提唱者
祖母が27年間リウマチで寝たきり状態だったため、
幼い頃より難病の消滅を悲願とし、治療師の道に進む。
その克服法を完成に近づける途上、自分自身に激しい
リウマチ症状が現れたが、約3週間で克服した経験をもつ。
治った患者さんの共通点を分析した「東洋三理療法」、
遠赤外線でいつでも体を温められる 「中村式温熱」、患者さんと共同開発した
「KIK療法」など、独自の視点から創案した治療法も多い。
Copyright © 2015 中村温熱療法