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ここでは、特に治したい症状がある方に、症状別に温めると効果的な場所をご紹介します。
あなたの症状にあてはまるものがありましたら、これまでの東洋三理療法・活性免疫療法に加えて、実践してみてください。
首から肩にかけての部分で血液が止まってしまい、頭まで流れていかない為に痛みが出てきます。
もともと疲労しやすい場所ですが、ストレスや胃、肝臓、すい臓などの内臓の不調などの影響が肩や背中に波及してこりを起こすことも多いです。
首、肩周辺、背中、お腹を温めましょう。
冷え性は、手足の先、腰などが異常に冷え込む状態で、自律神経の失調、ホルモン分泌の不調和が原因と考えられています。
血液の循環を促進し、身体を温めましょう。
胃腸、背中、腰、仙骨、子宮を温めましょう。
足の裏、足首、ふくらはぎを温めるのも良いでしょう。
長時間座ったまま、立ったままという姿勢に影響されるものや、疲労、内臓の異常や、女性の月経、妊娠によるものなど原因は様々です。
腎気の衰えによる体力低下が考えられます。
おへその周り、腰、仙骨周り、ふくらはぎを温めましょう。
激痛の原因・背景は複数ありますが、東洋医学の見解では、筋肉が硬くなり、神経の痛み・血行不良を招いた、といえます。
腰・下肢の筋肉の硬さ、内臓も冷えて血行不良が起きていること、股関節・仙腸関節や婦人科系、腸など内臓機能の問題も疑われます。
ストレスは神経・筋肉に強い影響があり、たとえば腰の大腰筋が硬くなると、神経・血行を阻害し、腰に激痛が走ることが知られています。
背中、腰、仙骨、胃腸、股関節、足の後ろ側、外側、足先まで温めると良いでしょう。
ストレスの解消、胃腸に負担をかけない栄養療法、みずぽっとによる腸もみもお勧めします。
体の新陳代謝が悪く、水分の循環が滞っている状態で、むくみを引き起こす原因に「リンパの流れ」や「血行不良」がありますから、「冷え」とも無関係ではないのです。
血液の循環を良くすることが必要です。
冷え性と同様に、胃腸、背中、腰、仙骨を温めましょう。
足の裏、足首、ふくらはぎも温めると良いでしょう。
血行を良くすることが必要です。
また体の冷えや肩こりなどで血流やリンパの流れが悪くなると、乳管が詰まりやすくなります。
上肢~手の先、胃腸、子宮、背中、首、肩を温めましょう。
鼻水、鼻詰まり、頭痛、倦怠感などの不快症状を緩和するために、身体全体のバランスを整えることが必要です。
首の付け根から肩、背中の血流が悪いことが原因です。
首と肩、背中を温めましょう
女性は子宮、男性は仙骨を温めましょう。
せき、たん、胸苦しさがある時は、鎖骨から肺にかけてと、首の付根から背中にかけて温めましょう。
肩・胸の筋肉が硬くなり、血液の循環量が減っています。
背中や胸を温めましょう。
また乾布摩擦で皮膚を鍛えることも効果的です。
全身の血管に障害が発生していますので、活性免疫療法で代謝を良くしましょう。
高血圧で、のぼせやほてりがある時は、上半身に熱がこもって、下半身が冷えきった状態になっています。
全身の血液の巡りを良くするために、足の裏、足首、ふくらはぎを温めましょう。
※人工塩(NaCl)から、天然塩に替えましょう。「キパワーソルト」がおすすめです。
女性ホルモンの減少により、自律神経が乱れ、
ほてり、不眠など多くの症状を引き起こします。
自律神経を整えるため、おへそ周り、首から下を背骨に沿って仙骨周りまで温めましょう。
水分、食物繊維、ミネラル・酵素など栄養の不足に加え、内臓の冷えによる胃腸機能の低下が背景にあります。
リセットには「12の実践」テキストにある塩温水とオイルの方法が効果的ですが、全身の冷えをとる姿勢が大切となります。
胃腸、子宮、ふくらはぎもしっかり温めましょう。半身浴、腸もみも有効となります。
アレルギーの一種のように解釈されていますが、東洋医学の見解ではかなり異なります。
「経世毒」「経皮毒」の概念ををもち、積極的な毒出しを心がけたいものです。
かゆみなどアトピー症状の状況と相談しながら、手足など末端、お腹などを温め、内臓の冷えを取るよう心掛けてください。
また肝臓・腎臓を温める活性免疫療法を実践しましょう。
しっかりとした考え方と覚悟が必要になります。あらわれている「症状」が、身体の素晴らしい修復活動の一環であることは、拙著「リウマチ卒業生に学ぶ9レッスン」を読んで理解することが大切です。
また適切な保湿、電磁波・静電気除去も手助けになります。
ひざ周囲、そけい部、おしりの仙腸関節、足首まで温めて血行を良くし、可動域を保ちます。
さらに胃腸も温めて栄養吸収・排泄機能を改善させます。
ひざの痛みは頑固なケースが多く、ストレス解消、顎関節ケア、みずぽっと体操などの併用が勧められます。
難病、自己免疫疾患とされていますが、東洋医学の見解ではかなり異なります。
拙著「リウマチ卒業生に学ぶ9レッスン」で示したように、生活習慣病に近いものであり、治癒力の発現が症状を起こしたものですので、失望する必要はありません。東洋三理療法の実践を心がけましょう。
また回復力の強化、体内の酸性化を防ぐためにも、徹底的に胃腸など内臓・関節を温め、効率的に栄養を摂りましょう。
※活性免疫療法+「痛い部位」も必ず実践して下さい
50肩の背景には肩・背中のこわばり、血行障害があります。
また胸の筋肉が硬く、リンパの流れが阻害されていることも特徴です。
広い範囲で血行を改善することがつらい症状の緩和につながります。
重症化している人も多いのですが、胸・肩・背中のこわばりを解消することが、地道な改善につながります。
背景にあるストレスや内臓の不調にも対応するため、首、胸、肩周辺、背中、お腹を温めましょう。
中村式温熱療法は「温熱」「栄養」「メンタル」という、3つの土台のバランスを整えることで、免疫力・快復力を最大限に高め、健康になる温熱療法です。
(「東洋三理療法」といいます。)
中村 司
(財)日本東洋医学財団 理事長
中村式温熱療法 提唱者
祖母が27年間リウマチで寝たきり状態だったため、
幼い頃より難病の消滅を悲願とし、治療師の道に進む。
その克服法を完成に近づける途上、自分自身に激しい
リウマチ症状が現れたが、約3週間で克服した経験をもつ。
治った患者さんの共通点を分析した「東洋三理療法」、
遠赤外線でいつでも体を温められる 「中村式温熱」、患者さんと共同開発した
「KIK療法」など、独自の視点から創案した治療法も多い。
Copyright © 2015 中村温熱療法