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女性特有の症状、病気についての多くは血行不良(冷え)、内臓機能の低下を改善する事で解消する物も多くあります。
それぞれの症状、病気を詳しく知る事によって改善、緩和の方法が見つかるはずです。
女性の生理痛・子宮筋腫の痛み・卵巣痛には、背景が3つあり、改善のための治療法があります。
1つは、小腸・大腸など内臓の下垂という構造的な問題。
2つ目は、血行不良による内臓の冷え。
3つ目は、生理用ナプキンの問題です。
現代人は、腸のねじれている人が圧倒的に多いこと、また女性の婦人病では、内臓下垂が重大な影響を及ぼします。また血液の流れが阻害されてしまいます。
さらに経皮毒を吸収しやすいとされる紙ナプキンの問題提起も必要でしょう。
子宮筋腫があるときの治療法は、2つの方法があります。
子宮が硬直しているので、冷えをとり、やわらかくすること。
具体的には、、、
1.冷えをとるには徹底的に温めること。
2.やわらかくするには、温めて、揉むこと。
血液の循環がよくなるということは、温かい血液が大量に流れ込むということです。
血行を改善させると、新しい血液が入り、古い細胞のカスを排出してくれるため。
経験重視の東洋医学の見解として、女性は冷えやすく、内臓を温めることが必要としています。
子宮の硬直は、冷えと血行不良が背景となっているのです。
お腹を1万人以上触診してきた「腸のプロ」も同じ見解を持っています。
子宮の硬さをとるには、気長に冷えをなくして、血行改善することが大切になります。
子宮筋腫にじっくり取り組む姿勢で、少しずつ改善していきましょう。
毎日手軽に利用できる方法として、中村式温熱を活用いただければ幸いです。
最初に提案したいのは「血流量を増やす」ことです。
遠赤外線の温熱効果によって、あるいは、胃腸・子宮などのマッサージ、鍼灸も有効でしょう。
血液の流れを良くすることで、痛みや不調が楽になるケースは多いものです。
次は、食べ物に関する事で、割と早く体感できます。
不快症状は、アレルギーの一種という側面がありますので、本来食べてはいけない物(詳細は拙著「9レッスン」)を、食べないようにするか、少なくする事です。
また、その中に含まれていない食べ物でも、あなた自身に合わない食べ物があります。
あるいは、化学製品の使い捨てナプキンの危険性なども認識して、視点を少し広げていただくと、今の症状というものは、ずいぶん楽になるのではないかと考えます。
たとえば半年以内の転職や引越し・肉親の不幸・夫婦げんか・金銭トラブルと、今のあなたの病気は関係がありえます。
とくに大きな病気の場合、その的中率は行列のできる占い師くらい(笑)、かなり高いと確信しています。
これは、世界中のほとんどの医療者が言っていない、あるいみ秘密の話だと思っています。
最初は信じていない表情の患者さんが、思い出した瞬間に目を丸くして興奮した状態で私に「的中の報告」をしてくるのを何度も経験しています。
例えば10日前に、なんらかの大きな不快症状を発症したとしましょう。
そして今日、病院へ行き、検査を受け、「あなたは、〇〇病です」と診断されたとします。
この場合、原因は、今、現在にあると誰でも考えがちですが、そうではなく、今から3ヶ月前や半年前をよく考えてみてください。
今より3ヶ月から半年前に、あなたに起こった事、例えば転職して、仕事が大変だった、徹夜仕事が続いていた、食生活が大きく変わった、大切な身内の方が亡くなったなど、こうした事が全て発症と関係があります。
私は、これを「タイムラグ理論」と呼んでいます。
つまり、病気の原因となる精神の乱れが、たとえば4ヶ月前にあり、それが4ヶ月経ってようやくあなたの体に影響を与え始めます。
私は、ほとんどの病気が消化吸収率に大きく関係している、と言っていますが、この数ヶ月の間、消化吸収率が低下していくと、必要な栄養が供給されなくなります。
例えば、建物を建てるときに道具が必要ですね。
屋根の道具、壁の道具、キッチンの道具となるものが必要になります。
あるいは、ねじやボルトが必要になります。
これらの材料が、うまく供給されていない事と同じような状態が、体の中で、既にずっと前から始まっていたのです。
これが、3ヶ月、4ヶ月経った段階で、ようやく体に症状として表れます。
この症状について、病院では様々な「病名」として表しています。しかし東洋医学的には、病名というのは、それほど意味がありません。
発生している症状というのは、あなたは、ねじが足りません、釘が足りません、壁の材料が足りません、なので不調が起きているんですよ、と言っているようなものです。「本質ではない」ということです。
そのように考えていただければ、3ヶ月前、4ヶ月前の転職、仕事が忙しかった事、トラブルなど人生の経験全て、自分の体の成り立ちに関係があるという事になります。
精神状態の乱れが、胃腸の働きに直結して身体に影響するのですが、「心身相関」あるいは「心身一如」という言葉が真実であると証明できるのではないでしょうか。
中村式温熱療法は「温熱」「栄養」「メンタル」という、3つの土台のバランスを整えることで、免疫力・快復力を最大限に高め、健康になる温熱療法です。
(「東洋三理療法」といいます。)
中村 司
(財)日本東洋医学財団 理事長
中村式温熱療法 提唱者
祖母が27年間リウマチで寝たきり状態だったため、
幼い頃より難病の消滅を悲願とし、治療師の道に進む。
その克服法を完成に近づける途上、自分自身に激しい
リウマチ症状が現れたが、約3週間で克服した経験をもつ。
治った患者さんの共通点を分析した「東洋三理療法」、
遠赤外線でいつでも体を温められる 「中村式温熱」、患者さんと共同開発した
「KIK療法」など、独自の視点から創案した治療法も多い。
Copyright © 2015 中村温熱療法