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温熱療法は痛みをやわらげ、そのうえ痛みの原因にもアプローチできる、優れた治療法
質問者:(リウマチになぜ温熱療法が良いのか、教えてください)
リウマチというのは、非常に痛みが強い病気ですよね。
関節、全身の関節の節々がものすごく痛い、あるいは動きが悪くなるということで、大変つらい病気です。
そこで、重要な課題として、まず痛みを楽にしてあげることが最優先となるでしょう。
そうしないと、将来の希望をもてず、人生が立て直せないというように考えてしまいます。
ステロイドをはじめ、痛みをコントロールすることを目的とする薬がいろいろとあるのですが、あまり痛みが楽になっていない場合が多々あります。
ところが温熱療法を適切に実行してみると、その痛みが劇的に楽になるというケースが結構あります。
例えば、朝起きて動きが悪いという方、あるいは、関節が痛いということで非常に辛いという方が、私がおすすめしている中村式温熱を使うことによって、10段階評価のうち8とか9相当と感じていた痛みが、4とか5へ、いきなり半分に下がる人も多いのです。
このように、痛みが大幅に軽減したという体験談のメールや手紙が、よく届きます。
このように中村式温熱で、気になる部位をはじめ、全身の血流がとても改善されるので、「関節や筋肉の痛み、神経の痛みが早めにやわらぐといいですよね」ということで、おすすめしています。
またリウマチという病気は、実は関節だけでなく胃腸の病気という側面を強く持ち合わせていますので、胃腸の働きを改善するためにも、お腹に対しても温熱療法を実践していただくと良いでしょう。
さらに深い話となりますが、痛みのボリューム(強弱)というのは、実は自律神経や脳で感じたストレスの度合いを、色濃く表しています。
本当は10段階評価のうち2とか3の痛みしか発生していないのに、それを8とか9の痛み、あるいは10の痛みとして認識してしまうというのは、「脳の誤作動」なのです。
ですから、脳の誤作動を生じさせないためには、まず首や肩をリラックスさせておくことが、大切になります。
したがってぜひとも、首、肩を温め、そのあたりの血行も良くしておきましょう。
参考になるケースが多いと思いますので、中村式温熱によるリウマチ・膠原病の体験談も是非、読んでみると良いでしょう。
中村式温熱療法は「温熱」「栄養」「メンタル」という、3つの土台のバランスを整えることで、免疫力・快復力を最大限に高め、健康になる温熱療法です。
(「東洋三理療法」といいます。)
中村 司
(財)日本東洋医学財団 理事長
中村式温熱療法 提唱者
祖母が27年間リウマチで寝たきり状態だったため、
幼い頃より難病の消滅を悲願とし、治療師の道に進む。
その克服法を完成に近づける途上、自分自身に激しい
リウマチ症状が現れたが、約3週間で克服した経験をもつ。
治った患者さんの共通点を分析した「東洋三理療法」、
遠赤外線でいつでも体を温められる 「中村式温熱」、患者さんと共同開発した
「KIK療法」など、独自の視点から創案した治療法も多い。
Copyright © 2015 中村温熱療法