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ホルモンと卵巣痛というのは深い関わりがあるとされています。ホルモンの量が狂ってしまうとそれによって、卵巣痛が起こってくることもあります。
しかし特に量が狂ってしまっていなくても、ホルモンが痛みの原因になってしまうことはあります。その代表的な例として、黄体ホルモンがあります。黄体ホルモン自体は、大切なホルモンとなりますが、時に、このホルモンが原因で、卵巣痛や、体の不調が生じてしまうこともあります。
黄体ホルモンは、子宮内膜をはがす作用があり、これによって月経時に痛みを感じることにもあります。この際に、黄体ホルモンは、プロスタグランジンと呼ばれるホルモンを増やしていくことも行い、このプロスタグランジンは、子宮を収縮させていく作用があります。
子宮が収縮するとそれに伴って痛みが出てきやすくなります。
黄体ホルモンの異常が起こってくると、それに伴って男性ホルモンの増加が起こることがあります。このようなことが起こると、多のう胞性卵巣症候群というものになってしまうこともあります。
卵巣痛というものとは少し違うかもしれませんが、黄体ホルモンも多ければ良いというわけではないことを知っておくべきです。
多のう胞性卵巣症候群は月経が来なかったり、月経不順が起こってしまったりと、痛みとは違う部分で症状が出てきます。
卵巣痛と体温、生理というのは大きな関係があります。体温を適したものにしていく、上げていくことによって症状の緩和が図れることも多いです。この効果を多く期待できる治療方法のひとつに「温熱療法」が存在します。
女性の生理痛・子宮筋腫の痛み・卵巣痛には、背景が3つあり、改善のための治療法があります。
簡単に実践して頂けることになりますので是非ご覧になってください。
中村式温熱療法は「温熱」「栄養」「メンタル」という、3つの土台のバランスを整えることで、免疫力・快復力を最大限に高め、健康になる温熱療法です。
(「東洋三理療法」といいます。)
中村 司
(財)日本東洋医学財団 理事長
中村式温熱療法 提唱者
祖母が27年間リウマチで寝たきり状態だったため、
幼い頃より難病の消滅を悲願とし、治療師の道に進む。
その克服法を完成に近づける途上、自分自身に激しい
リウマチ症状が現れたが、約3週間で克服した経験をもつ。
治った患者さんの共通点を分析した「東洋三理療法」、
遠赤外線でいつでも体を温められる 「中村式温熱」、患者さんと共同開発した
「KIK療法」など、独自の視点から創案した治療法も多い。
Copyright © 2015 中村温熱療法