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腰痛の対策・予防として筋トレをしていく人も多いと思いますが、その際に悪化をさせてしまうことも少なくありません。
悪化をさせてしまう原因としては姿勢があります。
悪い姿勢で筋トレをしてしまうと、体に対して負荷が均一にかからず、一定の場所にかかってしまうことが多くなります。バランスの悪い筋肉がついてしまい、それによって姿勢の悪化につながってしまうこともあります。
そうすると硬くなった筋肉によって腰痛が出てきてしまうこともあり、筋トレが逆効果になってしまうこともあるので、大きな注意が必要と言えるでしょう。
またトレーニングをしている姿勢が悪いと、関節を痛めてしまう原因になる場合もあり、その上、筋力を効率よく動かすことができず、筋トレの能率を下げてしまうこともあります。
筋トレをして腰痛があまり改善しないと言う場合、トレーニングの負荷の見直しも重要ですが、筋トレをしている時の姿勢にもしっかりと注意を向けておくと良いでしょう。
温熱療法は、腰を温めることで腰痛の改善方向に向かわせていくことになるのですが、筋トレで間違った方法を取ってしまうと、せっかくの温熱療法の効果も薄れてしまうと言えます。
偏りのない正しい姿勢でしっかりとトレーニングをし、使った筋肉を、温熱療法でいたわっていくことで効率よく腰痛を改善・予防していくことができると言えるでしょう。
※間違った姿勢が癖になっている場合、まずそれをしっかり改善していくことが重要になります。癖がついてしまっている場合、筋トレの回数ではなく、質を重視していくと良いでしょう。
長時間座ったまま、立ったままという姿勢に影響されるものや、疲労、内臓の異常や、女性の月経、妊娠によるものなど原因は様々です。
激痛になる場合、原因・背景は複数ありますが、東洋医学の見解では、筋肉が硬くなり、神経の痛み・血行不良を招いた、といえます。
腰・下肢の筋肉の硬さ、内臓も冷えて血行不良が起きていること、股関節・仙腸関節や婦人科系、腸など内臓機能の問題も疑われます。
ストレスは神経・筋肉に強い影響があり、たとえば腰の大腰筋が硬くなると、神経・血行を阻害し、腰に激痛が走ることが知られています。
背中、腰、仙骨、胃腸、股関節、足の後ろ側、外側、足先まで温めると良いでしょう。
ストレスの解消、胃腸に負担をかけない栄養療法、みずぽっとによる腸もみもお勧めします。
中村式温熱療法は「温熱」「栄養」「メンタル」という、3つの土台のバランスを整えることで、免疫力・快復力を最大限に高め、健康になる温熱療法です。
(「東洋三理療法」といいます。)
中村 司
(財)日本東洋医学財団 理事長
中村式温熱療法 提唱者
祖母が27年間リウマチで寝たきり状態だったため、
幼い頃より難病の消滅を悲願とし、治療師の道に進む。
その克服法を完成に近づける途上、自分自身に激しい
リウマチ症状が現れたが、約3週間で克服した経験をもつ。
治った患者さんの共通点を分析した「東洋三理療法」、
遠赤外線でいつでも体を温められる 「中村式温熱」、患者さんと共同開発した
「KIK療法」など、独自の視点から創案した治療法も多い。
Copyright © 2015 中村温熱療法