腰痛と加齢の関係について

腰痛は、筋肉の状態や骨の状態を大きく反映していると言えますが、加齢の影響というのも大きくあります。

加齢にともなって身体機能の低下、循環機能の低下が起こりやすくなります。そのため比較的若い人よりも、ある程度年齢を重ねていった人のほうが腰痛は抱えやすいと言えるでしょう。

しかし、若い時の無理が年齢を重ねていった時に、影響として出てきて腰痛になってしまうことも少なくありません。

そのため年を取ってから腰痛が出てくるというよりも、若いときにその土台ができてしまっていることもあるということになります。

しっかりとしたトレーニングをしている場合や、大きな身体機能の低下が見られない場合には、その腰痛が発症しないこともありますが、運動不足に陥ってしまったり、体重が大きく増えてしまうというようなことが、加齢にともなってある場合には腰痛が出てくることはあると言えるでしょう。

腰痛が加齢と共に出てきた場合には、まず食生活を見直していくことや生活習慣を見直していくことも必要になります。また運動不足の状態を改善していくことも必要になると言えるでしょう。

加齢における腰痛というのは、大きな病気などが隠れていることもあれば、筋肉の硬さによる単純な腰痛もあると言えるでしょう。個人によって状態が違うのでしっかりと状態を把握しておくことが必要です。

加齢における腰痛に、温熱療法はオススメです。筋肉のやわらかさを保ち能力を高めていく効果もあるので、年齢を重ねて筋力低下が起こってきている人にも良いと言えるでしょう。

■腰痛

長時間座ったまま、立ったままという姿勢に影響されるものや、疲労、内臓の異常や、女性の月経、妊娠によるものなど原因は様々です。
激痛になる場合、原因・背景は複数ありますが、東洋医学の見解では、筋肉が硬くなり、神経の痛み・血行不良を招いた、といえます。
腰・下肢の筋肉の硬さ、内臓も冷えて血行不良が起きていること、股関節・仙腸関節や婦人科系、腸など内臓機能の問題も疑われます。
ストレスは神経・筋肉に強い影響があり、たとえば腰の大腰筋が硬くなると、神経・血行を阻害し、腰に激痛が走ることが知られています。

背中、腰、仙骨、胃腸、股関節、足の後ろ側、外側、足先まで温めると良いでしょう。

ストレスの解消、胃腸に負担をかけない栄養療法、みずぽっとによる腸もみもお勧めします。