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腰痛の原因と肝臓というのは実は大きな接点があることが多いです。
肝臓というのは我慢をしてしまう「サイレントな臓器」と言われることが多く、ちょっとやそっとでは異常信号を発信してくれません。
というのも、ちょっとのことで肝臓が危険信号を発信してしまったり、機能を低下させてしまうと、人体に非常に大きな影響が出てしまいます。肝臓はそれだけとても大切な臓器であると言えるでしょう。それゆえに、本当に危険な状態にならないと危険信号を出してくれないと言えます。
肝臓に関する症状というのは自覚症状が少なかったり、症状が進行してから始めて症状が見られるということが多々見られます。
この肝臓の症状ですが、癌や肝硬変などによって腰に痛みを生じさせる事があります。
肝臓が痛んでいる、何か異常をきたすと、その周囲に痛みとして信号を出していき、その結果、腰痛等が出てくることになります。肝臓の異変による腰痛は、腰痛単独で出てくることは少なく、肌の色が変わったり、むくみが多く見られることもあります。
また肝硬変などによって腰痛が出てきてしまう場合、症状が大きく進行してしまっていることがあります。それゆえに肌の色が変わってくる、斑点が出てくると同時に腰痛が出てきた時には、迅速に検査を受ける必要があります。
本当であれば、このような状況にならないように生活習慣を改善していく必要があります。
肝臓も、無理な食生活、生活習慣で負担を大きくしてしまいます。時には体を休め、温熱療法などで免疫力や、血行を良くしていき体をいたわっていくことが必要です。
(直接肝臓を温め、血流を良くすることは肝臓にも当然良いです。)
長時間座ったまま、立ったままという姿勢に影響されるものや、疲労、内臓の異常や、女性の月経、妊娠によるものなど原因は様々です。
激痛になる場合、原因・背景は複数ありますが、東洋医学の見解では、筋肉が硬くなり、神経の痛み・血行不良を招いた、といえます。
腰・下肢の筋肉の硬さ、内臓も冷えて血行不良が起きていること、股関節・仙腸関節や婦人科系、腸など内臓機能の問題も疑われます。
ストレスは神経・筋肉に強い影響があり、たとえば腰の大腰筋が硬くなると、神経・血行を阻害し、腰に激痛が走ることが知られています。
背中、腰、仙骨、胃腸、股関節、足の後ろ側、外側、足先まで温めると良いでしょう。
ストレスの解消、胃腸に負担をかけない栄養療法、みずぽっとによる腸もみもお勧めします。
中村式温熱療法は「温熱」「栄養」「メンタル」という、3つの土台のバランスを整えることで、免疫力・快復力を最大限に高め、健康になる温熱療法です。
(「東洋三理療法」といいます。)
中村 司
(財)日本東洋医学財団 理事長
中村式温熱療法 提唱者
祖母が27年間リウマチで寝たきり状態だったため、
幼い頃より難病の消滅を悲願とし、治療師の道に進む。
その克服法を完成に近づける途上、自分自身に激しい
リウマチ症状が現れたが、約3週間で克服した経験をもつ。
治った患者さんの共通点を分析した「東洋三理療法」、
遠赤外線でいつでも体を温められる 「中村式温熱」、患者さんと共同開発した
「KIK療法」など、独自の視点から創案した治療法も多い。
Copyright © 2015 中村温熱療法