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立ち仕事や力仕事をしていく時に、腰痛を抱えやすくなります。
これは立っていることによる腰への負担というよりも、作業をしている時の姿勢が大きく影響していると言えるでしょう。
疲れてきたり、疲労がたまっていくと足を動かす作業よりも、腰だけの作業になりがちです。
これはとても腰痛には良くないものであり、腰の骨に対する負担も大きくなりますが、腰周囲の筋肉の過緊張を引き起こしてしまうこともあります。
過剰に筋肉が緊張していると、それによって血流が悪くなり痛みが走ったり、あるいは筋肉の状態が悪くなり炎症を引き起こしてしまうこともあると言えるでしょう。
炎症を引き起こしてしまうと、痛みが長引いてしまうこともあり、症状が長期化してしまうこともあります。また慢性化してしまうこともあると言えるでしょう。
立ち仕事や力仕事をする人は作業をしている時の姿勢、力の使い方もとても大切です。
筋肉を鍛えておくことも当然必要であり、体力が低下していると、それだけ腰痛を抱えてしまうリスクというのは高まることになります。
腰痛の原因を、怪我や、病気ではなくこのような作業で作ってしまう人も多くいます。筋肉の使いかたや、姿勢というのは大きな注意が必要と言えるでしょう。
筋肉に疲労が蓄積してしまった時や、無理な体勢で仕事をしてしまった時には、しっかりと筋肉を休ませていく必要があります。
温熱療法を疲労回復で利用していく方法もあります。疲労を蓄積させないための予防としても効果を期待できるでしょう。
長時間座ったまま、立ったままという姿勢に影響されるものや、疲労、内臓の異常や、女性の月経、妊娠によるものなど原因は様々です。
激痛になる場合、原因・背景は複数ありますが、東洋医学の見解では、筋肉が硬くなり、神経の痛み・血行不良を招いた、といえます。
腰・下肢の筋肉の硬さ、内臓も冷えて血行不良が起きていること、股関節・仙腸関節や婦人科系、腸など内臓機能の問題も疑われます。
ストレスは神経・筋肉に強い影響があり、たとえば腰の大腰筋が硬くなると、神経・血行を阻害し、腰に激痛が走ることが知られています。
背中、腰、仙骨、胃腸、股関節、足の後ろ側、外側、足先まで温めると良いでしょう。
ストレスの解消、胃腸に負担をかけない栄養療法、みずぽっとによる腸もみもお勧めします。
中村式温熱療法は「温熱」「栄養」「メンタル」という、3つの土台のバランスを整えることで、免疫力・快復力を最大限に高め、健康になる温熱療法です。
(「東洋三理療法」といいます。)
中村 司
(財)日本東洋医学財団 理事長
中村式温熱療法 提唱者
祖母が27年間リウマチで寝たきり状態だったため、
幼い頃より難病の消滅を悲願とし、治療師の道に進む。
その克服法を完成に近づける途上、自分自身に激しい
リウマチ症状が現れたが、約3週間で克服した経験をもつ。
治った患者さんの共通点を分析した「東洋三理療法」、
遠赤外線でいつでも体を温められる 「中村式温熱」、患者さんと共同開発した
「KIK療法」など、独自の視点から創案した治療法も多い。
Copyright © 2015 中村温熱療法