子宮内膜症の予防方法について

子宮内膜症というのは、原因がハッキリしていない部分が多く、原因を調べても、いまいちよく分からないことも少なくありません。

しかし、予防をしていく上で、原因というのはあまり関係なく、基本的なことで、しっかりと予防をしていけると考えられています。

というのも、子宮内膜症の予防方法というのは、休息、栄養、運動と言えるからです。

休息というのは、しっかりとした睡眠を確保していくことになり、栄養というのは、貧血などを予防する上でも、とても重要となります。そして運動というのは、適度な運動をしていくことで、血流を良くしていき体調を整えていくことができると言えるでしょう。

栄養の面で注意をしておきたいのが、動物性たんぱく質を含んだ食事をしすぎないことです。

これをしてしまうと、子宮内膜症の症状を悪化させてしまうことがあります。ついつい取りがちな動物性たんぱく質ですが、少し注意をしておき、動物性たんぱく質の量、摂取の仕方に関心を持っておくと良いでしょう。人によっては、これだけで大きな痛みの予防、症状の予防に繋げていける可能性もあります。

もちろん、きちんと栄養を摂ることが大切で、和食をメインとする食事が適していると考えられています。

血流の関係で休息の際、そして運動の際、体を冷やさないように注意が必要です。

特に運動をし終わった後などは、体を冷やしてしまいやすいので、しっかりとケアをしていく必要があるでしょう。

治療として、中村式温熱療法のような、温熱療法を利用することもできます。普段から体を冷やしやすい人、体温が低い人は、このような治療方法を利用して、常に体の温度が高い状態を保っていくというのも、非常に良い予防方法になると言えるでしょう。

■温めると効果的な部位

血行不良(冷え)とホルモンの乱れ、胃腸の下垂、子宮の組織修復能力に問題があります。

子宮、胃腸、背中、腰、ふくらはぎなど足も温めましょう。