子宮内膜症の症状としての頻尿について

子宮内膜症については、生理痛などの症状があることが多いのですが、痛みを感じない、違和感は特にないという場合もあることは、知っておく必要があります。

何も症状がなくても、子宮内膜症であるという人は、それほど多くはないのですが、万が一、腹部痛が大きく出てきたり、生理痛がひどくあるという場合には、頭に置いておけば、早期発見につなげることができるでしょう。

生理痛などの大きな症状のほかに見られやすいものとしては、便秘や頻尿です。

このような症状は、子宮内膜症でなくても見られるので、見落としてしまいがちですが、基礎体温の関係や、生理における異変と同時に出てきた場合には、少し注意をしておくことをオススメします。

また、骨盤部分に痛みを感じるという場合も、子宮内膜症の可能性を持っていることを知っておくと良いでしょう。

意外と見落としてしまいやすいのですが、これもやはり早期発見には必要と言えます。

普段から胃腸が悪いという人や、頻尿である人であると、上記の症状からでは、なかなか子宮内膜症に気付くことが難しいかもしれません。ですが、ふとした違和感を覚えることはあると言えるので、そのような違和感を見逃さないことが大切です。

※血尿や血便が出てきた場合には、子宮内膜症の症状が膀胱や腸にできてしまっていることが考えられます。また子宮内膜症でないとしても、血便や血尿というのは、体の異常を大きく示している信号などであり、決して無視をしてはいけません。便や尿の様子を見ておくことが必要です。

■温めると効果的な部位

血行不良(冷え)とホルモンの乱れ、胃腸の下垂、子宮の組織修復能力に問題があります。

子宮、胃腸、背中、腰、ふくらはぎなど足も温めましょう。