子宮筋腫からくる腰痛をヘルニアなどと間違えることがある

子宮筋腫であるのに、それが椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の影響と思い込んでしまうことは実は少なくありません。

子宮筋腫でも腰痛は発生してくる上、足の痺れなどが出てくることもあります。このような症状は、椎間板ヘルニアや、坐骨神経痛と似ている面があり、そのため間違って自分で思い込んでしまうこともあるのです。

特に、坐骨神経痛など、腰痛やそれに関する症状をもともと持っている場合、子宮筋腫による腰痛と考えることはなかなか難しくなるでしょう。

このような場合、何かのきっかけで検査を受けることがないと、子宮筋腫の発見は難しくなります。（もしくは症状が大きくなってからの発見になります）

子宮筋腫の場合には、月経に大きな変化が見られます。坐骨神経痛や椎間板ヘルニアでは排尿に何か変化が見られること（排尿障害など）はありますが、月経に大きな変化が見られるということはありません。

そのため腰痛と、月経の大きな変化があった場合には、子宮筋腫の可能性が高くなります。

正確な検査や、精密な検査を受ければ、子宮筋腫を坐骨神経痛や、椎間板ヘルニアと間違えてしまうことはありませんが、検査を受けることがないと勘違いしてしまう可能性があることを知っておくべきです。

※子宮筋腫はホルモンによる影響を強く受けるため、椎間板ヘルニアや、坐骨神経痛の予防、改善を図っていても、その症状が良くなることはあまりないと言えます。

ただ、腰痛などの原因が血行不良なども関わってきていることもあるため、中村式温熱療法によって良い影響を期待することもできるでしょう。（温熱療法自体は子宮筋腫に良いとされています）

生理痛・子宮筋腫の痛み・卵巣痛を改善する治療法のページ

女性の生理痛・子宮筋腫の痛み・卵巣痛には、背景が3つあり、改善のための治療法があります。
簡単に実践して頂けることになりますので是非ご覧になってください。

・子宮筋腫がある時、なぜ子宮が全体的に硬直しているのか？

・生理痛・子宮筋腫の痛み・卵巣痛を改善する治療法