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不妊症の治療はいくつか方法があります。
特定の病院のような本格的な不妊治療もあれば、漢方、鍼灸などの自然の回復力に任せていく治療方法というのもあります。これらは、適材適所で利用していくことが重要とされており、その人にあった治療をしていくことが非常に重要です。
治療の1つ、わりと自然の力に任せていく方法としては、タイミング法というものがあります。
これは特別に何か大きな治療をしていくということではなく、排卵日をより精密に計算し、算出していくことで、妊娠しやすいタイミングを指導していくことになります。それによって、妊娠しやすい時期というのを特定し、妊娠しやすい状態を夫婦で作っていくことが可能となります。薬を利用することもありますが、基本はタイミングによる指導となります。
ただこれはあくまでも指導ということであり、本格的な治療に比べて、妊娠をする確率は、そこまで高くないことになります。ですが、この方法で十分なケースというのも多くあることは事実と言えます。
本格的な治療方法としては、人工授精や体外受精など人の手によって、自然とは違う環境で妊娠を図っていく方法があります。これらは、人の手を多く加えて妊娠を図っていくので、自然の妊娠よりも、妊娠率は高くなる傾向があります。ただ、誰でも受けられるわけではなく、治療を受けるためには条件が決まっています。
また現代では、これらのほかに、温熱療法が注目を受けています。直接妊娠に対して治療をしていくというわけではないのですが、妊娠をしやすい環境を作る治療と言え、妊娠のための、土台作りをサポートしてくれる治療が温熱療法となります。
血行不良(冷え)と胃腸の下垂・機能低下があります。
子宮、胃腸、背中、腰、ふくらはぎなど足も温めましょう。
精子の活動性も関係するので、男性側の冷えや栄養改善、排毒のための活性免疫療法(肝臓・腎臓への温熱)もお勧めします。
中村式温熱療法は「温熱」「栄養」「メンタル」という、3つの土台のバランスを整えることで、免疫力・快復力を最大限に高め、健康になる温熱療法です。
(「東洋三理療法」といいます。)
中村 司
(財)日本東洋医学財団 理事長
中村式温熱療法 提唱者
祖母が27年間リウマチで寝たきり状態だったため、
幼い頃より難病の消滅を悲願とし、治療師の道に進む。
その克服法を完成に近づける途上、自分自身に激しい
リウマチ症状が現れたが、約3週間で克服した経験をもつ。
治った患者さんの共通点を分析した「東洋三理療法」、
遠赤外線でいつでも体を温められる 「中村式温熱」、患者さんと共同開発した
「KIK療法」など、独自の視点から創案した治療法も多い。
Copyright © 2015 中村温熱療法