不妊症予防には基礎体温をグラフ管理しましょう

不妊症予防をしていく上で、基礎体温をしっかりとしたものにしていくことは、とても大切です。

正常な基礎体温というのは、低温気から高温期に移り変わっていくと、高温期が安定して存在し、その後に低温期に移行していくことになります。

しかし、何かしらの異常、栄養やストレス、あるいはホルモンバランスなどの影響で、高温期が短くなってしまったり、低温期から高温期に移っていく場合に、時間がかかってしまったり、全体的に体温が安定しないこともあります。

この基礎体温に関心を持っていくことで、妊娠の確率を上げていくことができるとされています。

基礎体温の変化を、より正常なものに近づけていくことができれば、それだけ妊娠の確率というのは上がるのです。

しかし、基礎体温を意識しておかないと、このような変化に気付くことができず、不妊症においての原因を、知ることができなくなってしまうこともあります。このようなことから、基礎体温は、グラフ管理をしていくことが推奨されています。

一見して正常な基礎体温のように見えても、全体的に基礎体温が低いということもあります。この場合、生殖機能自体が大きく低下してしまっている可能性もあり、不妊症になりやすくなるでしょう。

体温が低いというのは、妊娠をしていく上で、非常に大きな障害であり、改善をしていくことで妊娠率を上げていくことができます。

体温を上げていく治療の中に、温熱療法がありますが、この治療方法は、体の内部からしっかりと温めていき、妊娠しやすい体作りを促していくことになります。

中村式温熱療法も、そこに大きく着目し、まずは体を温めて、本来の力を引き出すことを大切にしています。

■不妊症に効果的な温め方

血行不良(冷え)と胃腸の下垂・機能低下があります。
子宮、胃腸、背中、腰、ふくらはぎなど足も温めましょう。
精子の活動性も関係するので、男性側の冷えや栄養改善、排毒のための活性免疫療法(肝臓・腎臓への温熱)もお勧めします。