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不妊症の原因になり得る男性に特有の症状の1つに、乏精子症というものがあります。
通常精子というのは、1リットル中に2000万以上入れば正常と言われています。
しかし、この症状は、それに満たない精子の数であり、運動機能なども通常の精子よりも劣ってしまっていることになります。
妊娠に良いと言われる精子の数は、4000万以上と言われており、実は、正常と言われる数の2倍以上の数が良いということになります。
気をつけなければいけないのは、妊娠がなかなかできず、精子の数が2000万ほどである場合、それは決して異常ということではなく、精子にいたっては正常と考えていき、別の原因がないかを検討していくことが必要になります。
乏精子症の原因というのは不明なことが多く、男性にとっては、大きな悩みになってしまうことも少なくありません。男性由来の不妊症の場合、その男性4割ほどにこの症状が見られるとも言われています。
(静脈瘤が大きくかかわっている場合もあり、しっかりとした診断を受けることは大切です)
男性由来の不妊症というのは、まだまだ理解されていない側面がありますが、栄養問題や、股関節の圧迫、環境ホルモンなどが指摘されます。
そして、不妊症というのは、男性の性機能にも大きく影響を持ってくる症状であることは忘れてはいけません。
男性由来の不妊症であっても、温熱療法の考え方は適応できることが多いです。中村式温熱療法は、女性だけの治療法ではなく、男性にとっても意義のある治療法であると言えるでしょう。
※乏精子症の場合まずはしっかりと診断を受け、原因をできるかぎり明快にしてから治療をしていくことが必要です。
血行不良(冷え)と胃腸の下垂・機能低下があります。
子宮、胃腸、背中、腰、ふくらはぎなど足も温めましょう。
精子の活動性も関係するので、男性側の冷えや栄養改善、排毒のための活性免疫療法(肝臓・腎臓への温熱)もお勧めします。
中村式温熱療法は「温熱」「栄養」「メンタル」という、3つの土台のバランスを整えることで、免疫力・快復力を最大限に高め、健康になる温熱療法です。
(「東洋三理療法」といいます。)
中村 司
(財)日本東洋医学財団 理事長
中村式温熱療法 提唱者
祖母が27年間リウマチで寝たきり状態だったため、
幼い頃より難病の消滅を悲願とし、治療師の道に進む。
その克服法を完成に近づける途上、自分自身に激しい
リウマチ症状が現れたが、約3週間で克服した経験をもつ。
治った患者さんの共通点を分析した「東洋三理療法」、
遠赤外線でいつでも体を温められる 「中村式温熱」、患者さんと共同開発した
「KIK療法」など、独自の視点から創案した治療法も多い。
Copyright © 2015 中村温熱療法