記事検索
記事検索
文字の大きさ
不妊症と喫煙の関係というのは、非常に深いところにあると言われていますが、喫煙が不妊症に与える直接な影響というのは、実はよくわかっていない部分があります。
ただ、男性由来の不妊症であっても、喫煙が良くないと言われているところをみると、喫煙によって血行が悪くなり、卵巣や精巣における機能が、大きく低下してしまうことが、強く影響していると考えられるようになってきました。
不妊症で悩んでいる人にとって、喫煙というのは、不妊の原因となりやすく、今のところメリットはなく、デメリットしかないので、禁煙をすることは、治療の上ではとても大切になってくるでしょう。
しかし、急にたばこをやめていくと、それによってストレスが出てきてしまうこともあります。
ストレスもまた、不妊症にとって良くない影響を持っているため、どこかでストレスを発散しなければいけなくなります。
このようなことを考えると、男性も女性も妊娠を目標とする場合には、事前に禁煙を心掛けていき、体を慣らしていく必要があると言えます。
女性が禁煙をしても、男性が喫煙をしていれば、受動喫煙などのリスクは生まれてきます。また、禁煙をしている女性にとっても、大きなストレスになってしまうでしょう。
不妊症における喫煙の問題というのは、女性だけのものではありません。
禁煙をする場合には夫婦で協力して行なっていく必要があると言えるでしょう。
※妊娠をしてからの喫煙に関しては、男性は妻のいないところで吸うことはできると言えますが、不妊症の治療をしていくという上での喫煙に関しては、男性も女性も、場所、人関係なく禁煙を心掛けていく必要があるでしょう。(生殖機能の低下は性別関係なく起こってきます)
生殖機能の低下というのは、温熱療法で回復をさせていくことができるとされています。中村式温熱療法も、当然そうした生殖機能の回復も視野に入れて行なっています。
血行不良(冷え)と胃腸の下垂・機能低下があります。
子宮、胃腸、背中、腰、ふくらはぎなど足も温めましょう。
精子の活動性も関係するので、男性側の冷えや栄養改善、排毒のための活性免疫療法(肝臓・腎臓への温熱)もお勧めします。
中村式温熱療法は「温熱」「栄養」「メンタル」という、3つの土台のバランスを整えることで、免疫力・快復力を最大限に高め、健康になる温熱療法です。
(「東洋三理療法」といいます。)
中村 司
(財)日本東洋医学財団 理事長
中村式温熱療法 提唱者
祖母が27年間リウマチで寝たきり状態だったため、
幼い頃より難病の消滅を悲願とし、治療師の道に進む。
その克服法を完成に近づける途上、自分自身に激しい
リウマチ症状が現れたが、約3週間で克服した経験をもつ。
治った患者さんの共通点を分析した「東洋三理療法」、
遠赤外線でいつでも体を温められる 「中村式温熱」、患者さんと共同開発した
「KIK療法」など、独自の視点から創案した治療法も多い。
Copyright © 2015 中村温熱療法