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緩和ケアは最近になり非常に大きな注目を浴びてきました。治療をすることができなくなってしまった病気に対しても真摯に向き合っていこうという社会の動きでもあり、治療ができなくなったからといって、そこで「全てが終わり」というわけでもないことを医療業界が示してくれている存在でもあると言えるでしょう。
緩和ケアの質がしっかりと高ければ、病気と最後まで付き合っていけることを意味し、ストレス少なく、最期を迎えることができることにもなります。
時に、これが寿命と大きく変わらないことにもなり、緩和ケアがどれだけ重要かを示してくれることにもなります。
癌もこの緩和ケアと無関係ではありません。ステージが進行してしまった場合には、緩和ケアを視野に入れていくことも必要になるでしょう。
ですが、最初から緩和ケアしかないと思い込んでしまうのは良くありません。
医師としっかりと話し合い、そして治療の手段がないかを検討していく必要があります。
治療の手段がない、緩和ケアを受け入れていくというのは、しっかりとした心理的な過程を踏んでいく必要があります。人には寿命があることは明白ですが、いきなり死を受け入れることができる人というのはそう多くはないでしょう。
これは一概には言えないものになり、個人の状態、年齢によって異なってくると言えます。
一般的には「余命」というものが明確になってきている状況では、緩和ケアを少しずつ検討していく必要があると言えるでしょう。
ただ、前述したように、告知された余命が延びるケースもとても多いものです。希望を捨てる必要はありません。
中村式温熱療法は、いわゆる進行しているステージの癌でも利用することもできます。苦しまず、安らかな気持ちで大切な最期の時期を過ごすサポートにもなるでしょう。
中村式温熱療法は「温熱」「栄養」「メンタル」という、3つの土台のバランスを整えることで、免疫力・快復力を最大限に高め、健康になる温熱療法です。
(「東洋三理療法」といいます。)
中村 司
(財)日本東洋医学財団 理事長
中村式温熱療法 提唱者
祖母が27年間リウマチで寝たきり状態だったため、
幼い頃より難病の消滅を悲願とし、治療師の道に進む。
その克服法を完成に近づける途上、自分自身に激しい
リウマチ症状が現れたが、約3週間で克服した経験をもつ。
治った患者さんの共通点を分析した「東洋三理療法」、
遠赤外線でいつでも体を温められる 「中村式温熱」、患者さんと共同開発した
「KIK療法」など、独自の視点から創案した治療法も多い。
Copyright © 2015 中村温熱療法