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癌の原因の1つにストレスがあります。ストレスは体に多く感じられると、活性酸素を多く産出していきます。活性酸素は、細胞を傷つけ、それによって細胞が癌化してしまうこともあります。
そのため、この活性酸素を産生させてしまわないように、ストレスの少ない生活をしていく必要があります。
癌の原因としてのストレスですが、ストレスを全く感じない生活というのはありえないことでもありますね。ストレスを感じない生活というのは、逆に人にとって不自然な状況にとも言えるでしょう。
しかし現代はストレスが強過ぎる傾向にあり、「ストレスによる癌化」というのは決して無視できないものになります。
癌とストレスの関係を見ていく際に一番重要な点は、「癌になることで、さらに大きなストレスがかかってくる」というものです。
癌になることでのストレスというのは、日常的に感じるストレスよりも恐怖感が大きかったり、焦燥感や、絶望感に襲われることもあります。
このようなストレスも決して無視をすることはできず、現代の医療ではこのようなストレスを緩和させていくことにも力を入れる必要があります。
癌になったストレスによって、癌の性質が悪質なものに変わってしまうことすらあると言われています。
このストレスへのケアというのは、癌自体に対する治療よりも難しくなってしまう場合があり、特に、治療が難しくなってくるステージ3や4の段階では重要になります。
温熱療法は、身体的なアプローチという意味合いでも大きな効果を期待できますが、温める、体の代謝を高めていくという効果がリラックスできる状態をもたらし、心身的な安らぎにもつながっていきます。中村式温熱療法ではそのような精神的なアプローチも大切にしています。
中村式温熱療法は「温熱」「栄養」「メンタル」という、3つの土台のバランスを整えることで、免疫力・快復力を最大限に高め、健康になる温熱療法です。
(「東洋三理療法」といいます。)
中村 司
(財)日本東洋医学財団 理事長
中村式温熱療法 提唱者
祖母が27年間リウマチで寝たきり状態だったため、
幼い頃より難病の消滅を悲願とし、治療師の道に進む。
その克服法を完成に近づける途上、自分自身に激しい
リウマチ症状が現れたが、約3週間で克服した経験をもつ。
治った患者さんの共通点を分析した「東洋三理療法」、
遠赤外線でいつでも体を温められる 「中村式温熱」、患者さんと共同開発した
「KIK療法」など、独自の視点から創案した治療法も多い。
Copyright © 2015 中村温熱療法