記事検索
記事検索
文字の大きさ
癌の死亡率というのは日本人にとってかなりの脅威に思えるかもしれませんが、実はアメリカなどに比べると、死亡率は低い傾向にあります。また男性のほうが女性よりもずっと死亡率が高いこともあり、男性のほうが深刻な状態になってしまうことが多くあると言えます。
しかし今後は日本もふくめ、癌の死亡率だけでなく、知識・情報戦の要素に注目し、配慮すべきでしょう。
というのは、貧富の格差の大きいアメリカでは、上下の階層の違いによって、健康において激しい差を生じているのです。
海外では「太っている人間は、信用されない。自己管理ができない人間だ」というレッテルを貼られるだけでなく、上流階層は、栄養や運動の管理に努めているとのこと。
知識のない、食費に多くを割けない人たちが、炭水化物中心のジャンクフードを食べているというデータがあります。
日本の癌死亡率というのは、1985年代から2005年代まで、大きな変化は見せず、横ばいであると言えます。アメリカなどは、全体的には、減少傾向にあると言えるでしょう。
癌の死亡率というのが日本人にとって脅威になっているものの、その死亡率の改善があまり見られない、変化が悪い意味で見られないというのは、やはりどこかで「病院に頼れば安心」「癌は特別な病気、特定の人しかならない病気」という意識があるとも言えるでしょう。
このような意識を改善していかないと、本当の意味で癌の死亡率を下げていくことはできないと言えるでしょう。どのような人もしっかりと関心を持ち、現状を知ることがとても大切になります。
同時に、癌の治療手段や、治療の可能性の広がりについても知り、「癌は特別ではない、癌は予防できる、癌は必ずしも怖い病気ではないこと」を知っておくことが必要です。
適切な治療をすることで、癌の死亡率は下げていくことはできます。
治療をしていく上で、重要なのは治療手段が1つしかないと思い込まないことです。
中村式温熱療法もそうですが、多くの治療手段があり、健康法も存在します。温熱療法のように幅広い人に適応できる治療方法もあることを理解すると良いでしょう。
中村式温熱療法は「温熱」「栄養」「メンタル」という、3つの土台のバランスを整えることで、免疫力・快復力を最大限に高め、健康になる温熱療法です。
(「東洋三理療法」といいます。)
中村 司
(財)日本東洋医学財団 理事長
中村式温熱療法 提唱者
祖母が27年間リウマチで寝たきり状態だったため、
幼い頃より難病の消滅を悲願とし、治療師の道に進む。
その克服法を完成に近づける途上、自分自身に激しい
リウマチ症状が現れたが、約3週間で克服した経験をもつ。
治った患者さんの共通点を分析した「東洋三理療法」、
遠赤外線でいつでも体を温められる 「中村式温熱」、患者さんと共同開発した
「KIK療法」など、独自の視点から創案した治療法も多い。
Copyright © 2015 中村温熱療法