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中村司
癌での温熱療法が何故良いのかということですが、この理由は、比較的簡単です。
がん細胞が通常の細胞と比較して、熱に弱いからです。
なんとなく、温めれば良いという考えを持っている人もいるかもしれませんが、よく調べ、本人こだわりのある温熱療法ならば、根拠ある治療方法として利用されているのではないでしょうか。
温熱療法は、進行性の癌など、一般的に治療しにくい症状に利用されることもあり、治療方法としては非常に大きな注目を受けています。
癌の細胞自体にも大きな効果を発揮してくれる温熱療法ですが、温熱療法にはいくつかの方法があります。
マイクロ波や電磁波などを活用する温熱療法もあれば、一般的にホットパックといわれるタイプなど温熱ヒーターを利用しての温熱療法もあります。
同じ温熱療法でも、少し特徴が異なると考えることができ、マイクロ波などは直接的に癌細胞などに働きかける方法であり、ホットパック型の温熱ヒーターは体を温め、血行を良くすることを目的としている温熱療法になります。
直接、癌細胞に働きかける温熱療法は、治療としてとても大きな意味合いを持つことになりますし、日常的に体を温めるという意味で、手軽に利用できるようなホットパック型の温熱ヒーターなどもまた、意義を持つことになります。
体温を上げることによって、癌細胞が生存しにくい環境を作り上げ、同時に免疫力を高めていくことができるとされています。
免疫力が下がってしまうことは、癌以外の体力面においても大きなデメリットを持っていると言えます。
温熱療法の効果、治療としての力は、言ってしまえば、体が持っている機能を補助してくれる力とも言えます。(それゆえに薬物治療に比べて治療の負担が少ないなどのメリットがあります)
中村司がこだわり提唱する中村式温熱療法も体の機能を引き出しながら治療をしていく方法になります。
非常に手軽であり、簡単に毎日続けることができるでしょう。温熱療法としてのメリットを十分に感じられるはずです。
中村式温熱療法は「温熱」「栄養」「メンタル」という、3つの土台のバランスを整えることで、免疫力・快復力を最大限に高め、健康になる温熱療法です。
(「東洋三理療法」といいます。)
中村 司
(財)日本東洋医学財団 理事長
中村式温熱療法 提唱者
祖母が27年間リウマチで寝たきり状態だったため、
幼い頃より難病の消滅を悲願とし、治療師の道に進む。
その克服法を完成に近づける途上、自分自身に激しい
リウマチ症状が現れたが、約3週間で克服した経験をもつ。
治った患者さんの共通点を分析した「東洋三理療法」、
遠赤外線でいつでも体を温められる 「中村式温熱」、患者さんと共同開発した
「KIK療法」など、独自の視点から創案した治療法も多い。
Copyright © 2015 中村温熱療法