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痛みというのは、体の情報を伝えていくことが大きな役割になることもあれば、その痛み自体が体にとって大きな負荷になってしまうこともあります。
痛みは、脳に信号が送られていくことで初めて感じていきます。もし信号を送ることができない場合、痛みというのは感じなくなります。
しかし痛みを感じないというのは良いことかというと、そうでもありません。痛みを感じないというのは異常を感じ取れないことも意味し、対処の遅れや、症状の悪化につながってしまうものです。
痛みを感じないということで症状が悪化してしまえば、症状の悪化によって命を落としてしまうことすらあります。そのため痛みは、ないがしろにして良いものではなく、痛みにも意味があることをしっかりと知っておく必要があります。
しかし、癌の痛みに関しては少し違ってきます。癌の状態を知るという意味で、痛みは大切ではあるのですが、癌の痛みというのは、非常に大きくなりがちであり、自身でコントロールをすることが難しい傾向があり、精神的な苦痛につながる、負担が大きくなりすぎる傾向があります。
このようなことから、癌の痛みは、改善していく必要がある痛み、時にないほうが良い痛みになってくる場合もあります。
そのため、がん治療の中で痛みに対しての治療が行なわれることになります。(モルヒネなど痛みを消すことだけが目的の治療もあります)
特に症状の改善ではなく(末期の治療がとても難しい状況など)、生活の質であるQOLを大切にしていきたい場合には、痛みを消す治療というのはとても大切になります。
痛みがつらい、苦しいという場合に中村式温熱療法はオススメです。癌の痛みの多くの症例で、痛みを軽くできた、という声をいただいています。これは、交感神経の過敏症状を抑える事ができるからではないかと推察しています。
また体に大きな負担がかかることもありません。全体的に痛みが減っていくケースがほとんどなので安心してください。
中村式温熱療法は「温熱」「栄養」「メンタル」という、3つの土台のバランスを整えることで、免疫力・快復力を最大限に高め、健康になる温熱療法です。
(「東洋三理療法」といいます。)
中村 司
(財)日本東洋医学財団 理事長
中村式温熱療法 提唱者
祖母が27年間リウマチで寝たきり状態だったため、
幼い頃より難病の消滅を悲願とし、治療師の道に進む。
その克服法を完成に近づける途上、自分自身に激しい
リウマチ症状が現れたが、約3週間で克服した経験をもつ。
治った患者さんの共通点を分析した「東洋三理療法」、
遠赤外線でいつでも体を温められる 「中村式温熱」、患者さんと共同開発した
「KIK療法」など、独自の視点から創案した治療法も多い。
Copyright © 2015 中村温熱療法