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癌において温泉は良い、悪いという判断で迷っている人は意外といます。
温泉の利用が悪いのではと考える理由に、血流が良くなることで悪性腫瘍に悪い影響を与えてしまうのでは?というものがあるようです。
しかし、温泉自体の効果としてはラジウムなどホルミシス効果、遠赤外線効果、リラックス効果などがあるため、温泉は良いのではないかと考える人もいます。
秋田県の玉川温泉などは、「がん患者の聖地」とされるくらいで、多くの方が訪れることで有名ですが、「玉川温泉の北投石」によるホルミシス効果を期待してのことでしょうか。
温泉大国である日本には、数千以上の温泉がありますが、大きな概念としては「温める」ということに尽きると思います。
その中でいろいろな特徴から選択し、自分の体調に合わせて、あまり無理をせずに利用されると良いのではないでしょうか。
健康な時の経験や人の意見から「温泉は良い」「温泉は悪い」と一概に決めつけてしまうと、病気になって体質が変化した状態では、全く試さず、人生のチャンスを生かせないかもしれませんね。
癌と温泉という面でみて、秋田県の玉川温泉の例でいうと、温熱効果以外のどんな要素が有効なのか、科学的な根拠は諸説あってまだ確定していませんが、症状が良くなったという人も多数いらっしゃるようです。
西洋医学以外の代替医学に対して、どのように考えるかは人によって異なるとは言えますが、確率論として、効果がある人もいれば、実感できない人も当然いるでしょう。
というのも、体内環境が全く同じ人というのはいません。そのため、ある人の体内環境に適しているものも、ある人の環境には適さないこともあるのです。
※あきらめない手段の一つとして、温泉療法を、無理のない範囲で、検討する必要はあるでしょう。
温泉の効果の源泉は「温める」ということ。
中村式温熱療法も遠赤外線の質を重視し、「温泉のような気持ち良さが自宅で味わえる」と好評を得ています。
中村式温熱療法は「温熱」「栄養」「メンタル」という、3つの土台のバランスを整えることで、免疫力・快復力を最大限に高め、健康になる温熱療法です。
(「東洋三理療法」といいます。)
中村 司
(財)日本東洋医学財団 理事長
中村式温熱療法 提唱者
祖母が27年間リウマチで寝たきり状態だったため、
幼い頃より難病の消滅を悲願とし、治療師の道に進む。
その克服法を完成に近づける途上、自分自身に激しい
リウマチ症状が現れたが、約3週間で克服した経験をもつ。
治った患者さんの共通点を分析した「東洋三理療法」、
遠赤外線でいつでも体を温められる 「中村式温熱」、患者さんと共同開発した
「KIK療法」など、独自の視点から創案した治療法も多い。
Copyright © 2015 中村温熱療法