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同じ癌と言っても、ステージによって、その予後は大きく変わっていきます。ステージは癌の大きさや、転移の状況によって決まってきます。基本的にステージの数字が0に近ければ近いほど、予後は良いと言えるでしょう。早期発見をすることができれば、ステージの数字は小さいことが多いです。
癌のステージ0は、リンパ節への転移がなく、また癌の細胞自体も、内部の組織に浸透しておらず、表面だけの癌ということになります。そのため癌の部分だけを取り除いてしまえばそれで完治をさせてしまうことができると言われています。
癌のステージ1になると、0よりも少し範囲が膨らみ、内部の組織にも少し影響をしてきます。しかしリンパ節の転移などはなく、十分手術などで取り除いてしまうことはできます。
癌のステージ2になると転移はしていませんが、深い組織まで癌の細胞が浸透してしまっています。また場合によってリンパ節に少量の転移が認められる場合もあります。
癌のステージが3になると、少々予後が悪くなります。癌の細胞が大きく浸透していき、同時にリンパ節への転移も多く認められてしまうことになります。しかし、癌細胞のある場所、腫瘍のある場所は、一箇所にとどまっている状態であり、治療ができないわけではありません。
癌のステージが4になってしまうと、一般的に末期癌と呼ばれる状態になります。場合によっては数多くの臓器にがん細胞が転移をしてしまっています。当然治療ができないと決まったわけではありませんが、再発のリスクなども高くあると言えるでしょう。癌との付き合い方が重要になってきます。
※これらは今現在の医療におけるステージの価値観となります。医療が発展していくに連れて、ステージの価値観が変わっていく可能性というのはあるでしょう。
中村式温熱療法は、どの癌のステージであっても治療を進めていくことができます。それは、体を温め「治癒力」を高める温熱療法だからです。
中村式温熱療法は「温熱」「栄養」「メンタル」という、3つの土台のバランスを整えることで、免疫力・快復力を最大限に高め、健康になる温熱療法です。
(「東洋三理療法」といいます。)
中村 司
(財)日本東洋医学財団 理事長
中村式温熱療法 提唱者
祖母が27年間リウマチで寝たきり状態だったため、
幼い頃より難病の消滅を悲願とし、治療師の道に進む。
その克服法を完成に近づける途上、自分自身に激しい
リウマチ症状が現れたが、約3週間で克服した経験をもつ。
治った患者さんの共通点を分析した「東洋三理療法」、
遠赤外線でいつでも体を温められる 「中村式温熱」、患者さんと共同開発した
「KIK療法」など、独自の視点から創案した治療法も多い。
Copyright © 2015 中村温熱療法