記事検索
記事検索
文字の大きさ
癌のステージは基本的に数字が大きくなるにつれて生存率が下がってくる傾向があります。しかし、だからと言って、ステージが4(末期)の状態になってしまえば絶対に助からないのかというとそうではありません。
例えば、すい臓がんの場合、ステージ4になってしまうと、生存率は1パーセントほどになってしまいますが、咽頭癌であると、ステージ4でも、40パーセントを超える生存率があると言われています。
どのような癌であるのかによって、同じステージであっても、その予後というのは大きく違うことを理解し、癌に対して正確な理解を示していけるようにすることが大切になります。
ただ、ステージの数字が小さければ小さいほど良いことは確実であり、咽頭癌もステージの数字が小さい場合には、生存率は90パーセント、80パーセント以上と言われています。すい臓がんの場合、ステージが1であっても、生存率は30パーセントほどになってしまうことが多いです。
このことから、すい臓がんというのは癌の中でも、予後の良くない癌であるということがわかります。
癌としてステージ1でも大きな注意が必要な癌は、すい臓がん、肝臓がん、肺がんなどがあると言えるでしょう。
これらの癌はできるだけ進行していない早期の段階で見つけておきたいものです。
※前立腺や子宮など、いわゆる性器に関する癌というのはステージの数字が小さければ比較的予後は良い癌であることが多いです。
ステージが進行してしまうと、一般的には希望がないと思ってしまうかもしれません。しかし癌を治すことができなくても、症状を抑えて、自分なりに満足する寿命を迎えることができれば、満足のいく、質のある時間を過ごせることになります。
気持よくリラックスに導く中村式温熱療法は、まさしくそれをサポートする治療方法であるとも言えるでしょう。
中村式温熱療法は「温熱」「栄養」「メンタル」という、3つの土台のバランスを整えることで、免疫力・快復力を最大限に高め、健康になる温熱療法です。
(「東洋三理療法」といいます。)
中村 司
(財)日本東洋医学財団 理事長
中村式温熱療法 提唱者
祖母が27年間リウマチで寝たきり状態だったため、
幼い頃より難病の消滅を悲願とし、治療師の道に進む。
その克服法を完成に近づける途上、自分自身に激しい
リウマチ症状が現れたが、約3週間で克服した経験をもつ。
治った患者さんの共通点を分析した「東洋三理療法」、
遠赤外線でいつでも体を温められる 「中村式温熱」、患者さんと共同開発した
「KIK療法」など、独自の視点から創案した治療法も多い。
Copyright © 2015 中村温熱療法