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ノーマン・F・チルダース博士の研究によると、ナス科植物は関節炎の原因物質になり得るといいます。ナス科の植物にはからだを冷やす性質があるだけでなく、ジャガイモの芽や表皮に代表される「ソラニン」という猛毒が含まれているからです。
ソラニンやその類似物質は、ナスやジャガイモだけでなく、ナス科の植物全般に含まれているため、トマト、コショウ、ピーマン、オクラ、唐辛子、パプリカも、関節炎患者さんにとっては毒性が強いため、食べないほうがよいでしょう。
まずは試しに三週間、これらの食材を食べなかったら痛みはどうなるのか、是非とも自分のからだで実験してみて下さい。ナス科を三週間とらなかったときも、痛みがまったく減らなかったとしたら、あなたはナス科に対するアレルギー体質ではないということがわかります。
ナス科アレルギーでないとわかった人は、旬のナス科食材を食べたり、たまに少量食べるくらいなら大丈夫だと思います。ただ、年中売られているビニールハウスでとれたトマトやピーマンほか、ナス科を含む製品(トマトジュース、トマトケチャップ、トマトソース、フライドポテト、その他のレトルト食品や冷凍食品)の常食は、避けたほうが賢明でしょう。
タバコは、ナス科であるだけでなく、からだを強酸性に傾かせます。タバコには約二〇〇種類の有害化学物質が含まれていて、体内のビタミンCを大量に奪います。
さらに、血液の粘度を高め、固まりやすくすることで血行不良を促進し、血液の酸素運搬能力を低下させます。
リウマチや関節症でなくても健康的に生きるためには、何がなんでも禁煙を成功させる必要があるでしょう。
中村式温熱療法は「温熱」「栄養」「メンタル」という、3つの土台のバランスを整えることで、免疫力・快復力を最大限に高め、健康になる温熱療法です。
(「東洋三理療法」といいます。)
中村 司
(財)日本東洋医学財団 理事長
中村式温熱療法 提唱者
祖母が27年間リウマチで寝たきり状態だったため、
幼い頃より難病の消滅を悲願とし、治療師の道に進む。
その克服法を完成に近づける途上、自分自身に激しい
リウマチ症状が現れたが、約3週間で克服した経験をもつ。
治った患者さんの共通点を分析した「東洋三理療法」、
遠赤外線でいつでも体を温められる 「中村式温熱」、患者さんと共同開発した
「KIK療法」など、独自の視点から創案した治療法も多い。
Copyright © 2015 中村温熱療法