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2024/09/23
中村は家族の病気や飼い犬の危機を救った経験があります。
家族では膠原病、腎臓がん。
犬2頭は、それぞれ脳梗塞で死の直前、下半身マヒで死の可能性。
結果的に短期間で、すべて上手くいきました。
半年、4ヶ月半、一発、2週間です。
それぞれに「良い治療計画」のプランを書けたからだと思います。
治る治らないは、「良い治療計画」の有無がポイントかもしれません。
※これはスポーツでの監督/コーチの存在意義と同じです。
良い監督なら優勝できます。
それ以外なら頑張っても勝てないのでコーチ選びは大事。
私の場合、ぐずぐずせず、一気に畳みかけます。
短期間で結果を出すことにコミットしているし、長期はよくないのです。
幸運だったのは、習っていない経験のない病名でも自力/独学で対処する気力をもてたことです。
若い頃からトップレベルの先生について学んできたことに感謝するばかりです。
長く病気をしている難病患者さんには共通点というか、特徴があります。
失礼を承知でストレートにいうと、よくない意味での「あきらめ」です。
やる気、気力の低下を起こしている方が多いです。
これは治療にとって最大級の問題といえます。
医療的には、病院や医師との付き合いに課題や問題があると感じます。
患者本人には治療計画がなく、対処のために新しい薬が増えるだけ。
行き当たりばったりで、主体性がなく、流されている感じ。
悲しい現実があります。
治療は長期にわたることが多く、特に効果が出にくい場合、患者は治療に対して消極的になります。
医師が新しい治療法や代替的なアプローチを複数提案していない場合、患者は希望を失いがちです。
とくに医師とのコミュニケーションは難しいものですね。
長期にわたる病気ではなおさらでしょう。
治療計画があっても「治癒計画」とはなっていないのは不幸です。
将来の不安に悩んでいる方は多いものです。
以下問題を挙げてみます。
●治療方針の選択肢不足
●薬の副作用に対する不安
●医師とのコミュニケーションの難しさ
●病院や治療に対する信頼感の低下
●精神的ケアの不足
●医療費や経済的な負担
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患者が医師との信頼関係を深め、治療プランに積極的に参加するためには、以下のような働きかけが理想的といえます。
もちろん、お互い様で、相性もありますが、このラインに近づくよう努力したいところです。
0.治療計画の大枠を作る
まずよく勉強し、自分ならどんな治療計画を立てるか検討します。
プロでない場合、ネットや本、人脈も駆使します。
そのうえで自分の意向や方向性に合い、弱点を補ってくれる先生を探します。
私なら西洋医学の予後を調べ、病気特性を把握し、代替医療の有効な計画を立てます。
信頼できる先生数人にも、私の方針に見落としがないか確認します。
1. オープンなコミュニケーションを心がける
患者が自分の症状や不安を正直に医師に伝えることが大切です。
特に痛みや副作用、治療への不安など、医師にとって重要な情報は積極的に伝えるよう心がけましょう。
また、治療方針に関する疑問や不安があれば、遠慮せずに質問し、医師からの説明をしっかりと理解できるまで話し合うことが信頼の基礎となります。
2. 積極的に質問をする
医師が説明する治療法や薬について十分に理解できない場合、そのまま流さずに質問をすることが重要です。
特に治療の目的、リスク、代替案についての質問を通じて、自分が治療に対する理解を深め、納得感を持つことができます。
質問することで、医師は患者が治療に関心を持っていることを理解し、より丁寧に対応してくれるようになるでしょう。
3. 治療の目的やゴールを共有する
医師と患者が治療の目的やゴールを共有することは重要です。
患者自身がどのような状態を目指しているのか、たとえば痛みの軽減や生活の質の向上などを、明確に医師に伝えることで、治療計画がより個別化され、患者の期待に応じた治療が行われるようになります。
しかし、本人だけの隠されたゴールも必要です。
それは「完全なる治癒」です。
医師によってはバカにされる可能性もあるので、心に秘めた方が無難かと思います。
4. 自分の治療に主体的に関与する
医師任せではなく、自分自身が治療に積極的に関与する姿勢を持つことが重要です。
治療に関する情報を調べたり、医師のアドバイスを受けつつ、健康管理に取り組んだりすることで、医師と共に治療計画を作り上げる感覚を持てるようになります。
また、生活習慣の改善やリハビリテーションなど、医師の指示に従うだけでなく、自らも積極的に健康に向かう行動を取るのが大切です。
5. 感謝と敬意を示す
信頼関係を築くためには、医師への感謝や敬意を示すことも大切です。
医師の努力や時間に対して感謝の気持ちを持ち、積極的にコミュニケーションを取ることで、医師もより一層患者に向き合い、効果的な治療を提供しようという姿勢を持ちやすくなります。
6. 治療結果や経過をフィードバックする
治療を進める中で、症状の変化や薬の効果、副作用について、定期的にフィードバックを行うことが重要です。
医師は患者の治療経過を正確に把握することで、治療プランを柔軟に調整することができます。
自分の状態を詳細に伝えることで、より効果的な治療が期待できるようになります。
追伸
セカンドオピニオンの活用については、実際のところ、ほとんどの患者さんが「期待を裏切られた」と表現されます。
「3軒行っても、5軒行っても同じ回答だった」とのことで、最初のドクターの方針と別のプランを提示することがほぼないようです。
でもそれは西洋医学の一般的な先生たちに掛かったからだと思います。
「どこを切っても金太郎飴」といわれる現象で、あなたが他の選択肢を求める場合、時間の無駄です。
変わった先生/変人に尋ねれば、いくらでも選択肢を出してくれるはず、と思います。
クセの強い先生だと少し心配もありますが・・
またメンタルの維持は非常に大事です。
さらに断る勇気も必要になる場面があるでしょう。
冷静に客観的に分析し、医師の判断を離れるべき時に、妥当な行動を起こせるといいと思います。
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長くなりました。
要点としては、、
「良い治療計画」プランを書けるかは、その先生のセンスに左右されます。
スポーツでは「良い監督」なら優勝できます。
それ以外なら選手がいくら頑張っても勝てないので、くれぐれもコーチ選びを間違えないようにしてくださいね。
中村式温熱療法は「温熱」「栄養」「メンタル」という、3つの土台のバランスを整えることで、免疫力・快復力を最大限に高め、健康になる温熱療法です。
(「東洋三理療法」といいます。)
中村 司
(財)日本東洋医学財団 理事長
中村式温熱療法 提唱者
祖母が27年間リウマチで寝たきり状態だったため、
幼い頃より難病の消滅を悲願とし、治療師の道に進む。
その克服法を完成に近づける途上、自分自身に激しい
リウマチ症状が現れたが、約3週間で克服した経験をもつ。
治った患者さんの共通点を分析した「東洋三理療法」、
遠赤外線でいつでも体を温められる 「中村式温熱」、患者さんと共同開発した
「KIK療法」など、独自の視点から創案した治療法も多い。
Copyright © 2015 中村温熱療法