記事検索
記事検索
文字の大きさ
2014/06/13
わたしの伝えたいことは容易に伝わらないことが多く、日々反省もこめて
「不立文字」(ふりゅうもんじ)という言葉を、よく自分に言い聞かせます。
これは「禅/ぜん」の根本を示すとされていて「悟りの秘訣」。
真髄・大事なことは、文字や言葉ではなく、外的経験や内側(意識)の体験
によってのみ、得られるという意味。
「1.不立文字、2.教外別伝、3.直指人心、4.見性成仏」という
悟るための禅思想を大元に、「治るための条件」をまとめてみました。
難しい言葉の理解はいりません。繰り返し読み、ただ真意を感じとりましょう。
1.
「奥深い真実は、文字や言葉だけでは伝えきれない」
なぜなら、同じ空間にいながら、みんな違う世界を生きている。
同じ言葉を聞いても「逆の解釈」をする人も存在する。
各人の世界観を「信念」「趣味」「性癖」「個性」などという。
2.
「優れた人に会い、体験し、感じて心から納得することが確信につながる」
自分の殻を破るのは簡単ではない。違う文化・優れた人との交流がキッカケとなる。
心から信じるためには、理屈よりも体験が大事。 百聞は一見にしかず。
3.
「最も大切なのは、方法・テクニックではなく、あなたの考え方・覚悟・在り方」
方法は無限にあるが、クレクレ君の視点では、解決策が解決策として機能しない。
意識を高く持とう! 「問題が生じた時と同じ意識レベルでは解決できない」
― アインシュタインの言葉より
4.
「生きぬく知恵・治る力は、自分と先輩の内側/意識にある。外にはない」
知恵は、学校で学べない。自らの人生をかけて獲得するもの。
東洋医学の神髄は「生命」「意識」「治癒力」であり、知識・テクニックではない。
中村式温熱療法は「温熱」「栄養」「メンタル」という、3つの土台のバランスを整えることで、免疫力・快復力を最大限に高め、健康になる温熱療法です。
(「東洋三理療法」といいます。)
中村 司
(財)日本東洋医学財団 理事長
中村式温熱療法 提唱者
祖母が27年間リウマチで寝たきり状態だったため、
幼い頃より難病の消滅を悲願とし、治療師の道に進む。
その克服法を完成に近づける途上、自分自身に激しい
リウマチ症状が現れたが、約3週間で克服した経験をもつ。
治った患者さんの共通点を分析した「東洋三理療法」、
遠赤外線でいつでも体を温められる 「中村式温熱」、患者さんと共同開発した
「KIK療法」など、独自の視点から創案した治療法も多い。
Copyright © 2015 中村温熱療法