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2024/10/09
中村司です。
いつもありがとうございます。
『温熱療法』お話会も近づいたので、
今日は、温熱療法の基礎と東洋医学の関係についてお伝えします。
私たちの生命活動を支えるエネルギーを、東洋医学では「陽気(ようき)」といいます。
陽気は体を温め、活動を支える重要なエネルギーです。
陽気が不足すると、冷えや疲れ、さらにはさまざまな不調や病気を引き起こしやすくなります。
そのため、不調がある時、生命エネルギーの不足を感じた時には、
外部から、温かさ「熱」エネルギーを補うことが大切です。
そういった温めを胃腸からの食養で行うのが「漢方薬」になりますし、
外から直接的に温めるのが「温熱療法」になります。
病気になる理論としては、、
生命エネルギーが不足することで、体が冷えやすくなり、気血の循環が悪くなってしまいます。
その結果、冷え性や疲労感、免疫力の低下といった症状が現れやすくなります。
特に現代社会では、冷房やストレス、運動不足などによって生命エネルギーの不足を感じている方が多いのではないでしょうか。
そんな時におすすめなのが、ホットパック型「遠赤外線」温熱療法です。
体を温めるのに適しているので、生命エネルギーが体内に補充され、気血の流れが良くなり、冷えや疲れが改善されていきます。
特に、肩こりや腰痛、関節痛など、慢性的な痛みにも効果的です。
温かさが筋肉をリラックスさせ、緊張をほぐすことで痛みの緩和に役立ちます。
また、血行が良くなることで、体内の老廃物や炎症物質の排出が促され、体が軽く感じられるでしょう。
健康効果としては簡単に以下が挙げられます。
【血行の促進】
温熱が血管を拡張させ、酸素や栄養をより効果的に体内に届ける
【免疫力の向上】
体を温めることで免疫機能が向上し、風邪予防や体調維持に役立つ
【痛み・コリの緩和】
温かさが筋肉や軟部組織をリラックスさせ、肩こりや関節炎、筋肉の緊張などの症状を和らげる
20年以上、普及活動をしているので、まだまだ書きたいところですが、主にこんな感じでしょうか。
つづきは『温熱療法』お話会にて。
またお会いしましょう。
■お知らせ■
10月12日(土) 『温熱療法』お話会
【日時】10月12日(土)10時~11時頃まで
【定員】50名 (Zoom)
【参加】無料
▼お申込みは、こちらのリンク
https://ws.formzu.net/dist/S18482443/
中村式温熱療法は「温熱」「栄養」「メンタル」という、3つの土台のバランスを整えることで、免疫力・快復力を最大限に高め、健康になる温熱療法です。
(「東洋三理療法」といいます。)
中村 司
(財)日本東洋医学財団 理事長
中村式温熱療法 提唱者
祖母が27年間リウマチで寝たきり状態だったため、
幼い頃より難病の消滅を悲願とし、治療師の道に進む。
その克服法を完成に近づける途上、自分自身に激しい
リウマチ症状が現れたが、約3週間で克服した経験をもつ。
治った患者さんの共通点を分析した「東洋三理療法」、
遠赤外線でいつでも体を温められる 「中村式温熱」、患者さんと共同開発した
「KIK療法」など、独自の視点から創案した治療法も多い。
Copyright © 2015 中村温熱療法