京都・東寺に残された、弘法大師/空海さんの重要なメッセージを読み解く

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京都・東寺に残された、弘法大師/空海さんの重要なメッセージを読み解く

2019/11/10

 

弘法大師/空海さんからの重要なメッセージ

 

京都・東寺の仏像/立体マンダラは
後世の日本人のために
「覚りの世界」を表現しました。

国宝にするのはかまいませんが、芸術作品としてでなく、
覚るために「実際に」利用してください。

(お坊さんだけでなく)

 

----------------------

 

京都の東寺/教王護国寺の仏像群は「立体マンダラ」と呼ばれます。

空海さんの発案です。

 

覚りの世界を表現するとされ、密教の宇宙観です。

私も若い頃から、何度も通い、ずっーと見つめていました。

ところで、素朴な疑問。

 

「この空間マンダラは美しさ、芸術品として作ったのか?」

 

否!

 

膨大な労力と多額の資金がかかっています。

凡人なら作りませんし、財産の減りを気にする人も作りません。

 

では、いったい何のためにわざわざ作ったのでしょう?

 

後世の日本人にどうしても伝えたいメッセージが、空海さんにはあったのです。


私やあなたという子孫・後輩が「真剣に道を求めた時」に利用してもらうためです。

(もちろん密教なので、伝え方は、師が弟子に対して心と心をつないで伝えるのです。
 そんな事はわざわざ公表しません。なので、心を直接つないでみてください。
 ※ 正直いうと、それぞれの人が違うメッセージを受け取っても良いのです。
 そして利用する気マンマンの私の解釈だと、学者さんの意見とは少し異なる部分があります)

 

    興味あり、詳しく知りたい方には、末尾に参考リンクを付けました。

 

 

以下、あくまで私見です。

 

この空間は、、、

空海さんの頭の中、分類法、を再現したと思います。

(※あまりに大事なので真剣に見てもらうよう小文字にしました)

 

 

メッセージの中身は、、、

自分が死んだ後も、
覚るための手掛かりとして

全体像理解の「枠組み」として使ってほしい。

 

死期を悟って、祈るような気持ちで、造営にあたったに違いありません。
(それを感じると、私も涙が出てきます)

 

現時点で気づいた重要なことは2つ。

1.救いの世界 3つ  (如来、菩薩、明王のグループに関すること)

2.覚りは4要素 4+1 (法界体性智+大円鏡智、平等性智、妙観察智、成所作智)

 

2のテーマは私的には「唯識/ゆいしき」の視点が必要と推定しました。
1のテーマは、空海さんの弥勒信仰と関係あり、残念ながら公表できません。
 (理解できる人がほぼ存在しない、密教の口外できない部分と推定します)

 

なぜ納得できたかというと、、、

私のやっている活動が、あの仏像の配置で分類できるからです。

多少の違いがあっても、セミナー、セッションの要素が4+1で上手く説明できます。

 

メッセージがわかった時、仰け反るくらいのショックを受けました。

雷が落ちたほどの衝撃でした。

 

 

「方向性は合っているよ」という、このアドバイスによって、さらに深化できると思います。

平安時代に、意識や神仏に関わるメッセージを遺すなんて、さすが天才の中の天才だと感じました。

 

 

追伸。

現代でいうと空白を埋めるスタンプラリーとかの発想を持ち込んだのかもしれません。
あとは、すべてをコンプリートしていく楽しみ。
お遍路さんの四国88ヶ所巡りも苦行だけでなく、ご朱印を集める面白さを持たせたかったような気がします。

 

---------詳しく知りたい方へ

 

五智如来/ごちにょらい

五大如来ともいい、金剛界五仏のこと。
密教で5つの知恵(法界体性智、大円鏡智、平等性智、妙観察智、成所作智)を5体の如来にあてはめたもの。
作例としては、東寺(教王護国寺)講堂、京都・安祥寺の像が著名である。

唯識心理思想/ゆいしきしんりしそう
https://kotobank.jp/word/%E5%94%AF%E8%AD%98%E5%BF%83%E7%90%86%E6%80%9D%E6%83%B3-2099873

参考/唯識
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%94%AF%E8%AD%98

 

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中村 司

(財)日本東洋医学財団 理事長
中村式温熱療法 提唱者

祖母が27年間リウマチで寝たきり状態だったため、 幼い頃より難病の消滅を悲願とし、治療師の道に進む。
その克服法を完成に近づける途上、自分自身に激しい リウマチ症状が現れたが、約3週間で克服した経験をもつ。

治った患者さんの共通点を分析した「東洋三理療法」、 遠赤外線でいつでも体を温められる 「中村式温熱」、患者さんと共同開発した 「KIK療法」など、独自の視点から創案した治療法も多い。

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