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2014/03/25
「健康食品やサプリメントの効果について、中村司さんの見解を教えてください」との質問がよくあります。
病気の人にとって、健康食品やサプリメントに頼りたい、信頼できる先生の推薦も欲しい、その気持ちはわかります。
しかし、中村は「自分がぜひ使いたいかどうか」という視点で判断するため、基準がかなり厳しく、簡単に推薦しないし、積極的には推薦できません。
いうか、今までほとんど推薦したことがないくらいなので、大きなくくりでは「サプリメント否定派」ととられることでしょう。
ということなので、、、質問した方はガッカリされるかもしれませんね。
基本的には、正しい食事により、きちんと栄養を取ることが大切だと考えているのです。
その努力をしないで、サプリメントに頼ろうとするのは、どうしても違和感があります。
マスコミで良く展開されるキャンペーン、「Aという健康食品が、この病気に効く」という単純なロジックを中村はほとんど信じていません。
「95%、真実と異なる」という確信があり、斜めに構えて見ています。
とはいえ、チャレンジも大切です。
消極的推薦なら、どのような栄養素、健康食品、サプリメントであれ、したいと思います。
もし、あなたがその健康食品やサプリメントを本気で信じられるなら、効果が出やすいというのも事実なので、負担の許す範囲で、期間(撤退時期)を決めて試されるのも1つの方法だと思います。
私が健康食品やサプリメントをキライなのは、すぐ結果がわかることがほとんどない、からなのです。
つづけている人たちに聞いても「効いているのかわからない。効いているような気もする」くらいの意識で、神社のお守りくらいの気休め的な利用法に終始しがちです。
結論から言えば、あなたがやりたいなら、試したいなら、経済的負担の許す範囲でやってみればいいし、高くて継続できないのなら、やるべきではないと考えます。
効く人もいるし、効果のない人もいる、ということではないでしょうか。
実際のところ「治癒との強い相関関係を示す健康食品」については、あなたと同じく、もう何十年も探しているというのが現実です。。。
当然ながら、、、いまだ見つかっていません。 苦笑。
おそらく、一生、見つからないことでしょう。
拙著「9レッスン」で述べている通り、自己治癒は、内側から起こるものであり、外側のものは、そのきっかけになるに過ぎません。
中村がいう事は、わかりにくいのかもしれませんが、大切なのはそこなのです。内側につながる、本質的な療法であればいいのです。
本質というのは、必ず内側の部分であり、私も長い間、どこにもいない「青い鳥」を苦労しながら探してきた同じ経験を持つからこそ、このようにお伝えしたいのです。
このように、特定のサプリメントや健康食品が、ある病気に効く、というロジック自体あまり信用できない、というのが中村司の考え方です。
良いものは、胃腸を改善し、その結果、健康を得る事が出来るのです。
胃腸を改善し、体を回復に向かわせるのは、副交感神経の働きですので、リラックスやそれを誘導する手技もよいでしょう。
胃腸を改善し、体を回復に向かわせる2つ目は、「マヌカハニーの15+」です。
中でも、費用と効果、味のバランスが最高レベルのものが、ニュージーランドのコンビタ社のマヌカハニー15+です。
※ マヌカハニーについての質問は、一切受け付けません。ネットで検索すれば詳しいページが山ほどあります。
他の、一般的な先生に聞くと違う見方から教えてくれると思いますが、中村司は厳しいので、世の中に出回っている、ほとんどの健康食品やサプリメントが、個人としては指定・推薦できないという姿勢がお分かりいただけるかと思います。
中村式温熱療法は「温熱」「栄養」「メンタル」という、3つの土台のバランスを整えることで、免疫力・快復力を最大限に高め、健康になる温熱療法です。
(「東洋三理療法」といいます。)
中村 司
(財)日本東洋医学財団 理事長
中村式温熱療法 提唱者
祖母が27年間リウマチで寝たきり状態だったため、
幼い頃より難病の消滅を悲願とし、治療師の道に進む。
その克服法を完成に近づける途上、自分自身に激しい
リウマチ症状が現れたが、約3週間で克服した経験をもつ。
治った患者さんの共通点を分析した「東洋三理療法」、
遠赤外線でいつでも体を温められる 「中村式温熱」、患者さんと共同開発した
「KIK療法」など、独自の視点から創案した治療法も多い。
Copyright © 2015 中村温熱療法