「治癒力」は、東洋医学・代替医療の基本　語録001

2015/03/26

あなたをふくめ、全ての人・動物に「治癒力」が備わっている。
これが東洋医学の根幹/ベースの考え方だ。

「自分に与えられた治癒力を、最大限に生かす」と、決断すること。
その一点が、あなたの未来を切り拓くカギとなる。

「現代西洋医学」はウィルヒョウの「人体機械論」をベースとし、自然的な治癒を無視ないし否定している。
「プラモデルや自動車の組み立て」と「修理」をイメージすると良いだろう。
自発的に治/直らないから、外部から何かしなければいけない、という考え方。
しかし骨折時のギプス固定、傷が出来た時の自動的止血などを考えるだけで、盲点の存在を感じるのではないか。
「生命の力」の有無がちゃんと考慮されていないと感じる。

東洋医学、代替医療、自然療法を称する治療師でも「治癒力」を確信していない人が多いようにおもう。
残念ながら、彼らは「東洋医学」や「ホメオスタシス/恒常性」の理論を理解していない、信じていないといえる。
確信を持たない者が、患者側に「治癒力の存在」を確信させ、優れた治療を施すのは至難だろう。

たとえば、中村司にもしガンが発見されたとして、私は、手術、抗がん剤、放射線療法など、いわゆる癌の三大療法は受けない、と決めている。
「もし中村司が癌を宣告されて三大療法に頼ったら、その時は、詐欺師と罵倒すればいいよ」と周囲に言っている。
信念でもあるし、わたしは自分に与えられた治癒力の強さを確信しているから。

しかし、私はあなたにそれを強要しようと思わない。
治る条件として、精神的強さや、確信の力の有無が大きく影響する。
目に見えなくて軽視しがちだが、イチローとプータローほどの極端な違い、個人差がある。

誤解がとても多いので強調したいが、人は、自分が選んだものを再体験しているにすぎない。
負けると思えば、その瞬間に負ける。
本人が確信していない、信じていない方法で救われるのは不可能だ。

ハード/方法論よりも、ソフト/精神論の方が決定的に重要。
ここはとくに大切なので、理解すれば、あなたの人生を救ってくれるに違いない。