火災を人力で消す時代は、終わるか?【気候改変/人工降雨】の現状

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火災を人力で消す時代は、終わるか?【気候改変/人工降雨】の現状

2025/03/28

【火災を人力で消す時代は、そろそろ終わるのか?】

 

こんにちは、中村司です。

最近、日本各地で火災が多発していますね。

毎日のように報道される火災現場の映像を見ていると、
「なんとかならないのか…」と、胸がざわつきます。

でも、実は――
「人力で火を消す」以外にも方法があることを、知っていますか?

 (少し変わった話をします…)

 

それが「気象制御/気候改変」であり、
「人工降雨(じんこうこうう)という技術です。

いわゆる陰謀論でもなんでもなく、中国では約35,000人が従事する一大事業です。
私としてはメリットデメリット共にあると考えていますが、世界の現状を知る必要があるでしょう。

 

■人工的に雨を降らせる技術が、もうある

人工降雨とは、雲にヨウ化銀やドライアイスなどの「凝結核」となる薬品を撒いて、
空中の水分を集め、雨を降らせる技術です。
飛行機やロケット、あるいは地上からの発射で薬剤を散布します。

この技術は決して新しいものではありません。
日本では1950年代から研究が始まり、農業やダムの水不足対策として使われてきました。

一方、中国ではこの技術をかなり本格的に活用しています。
たとえば2008年の北京オリンピック。
重要な競技が行われる日には、北京で雨が降らないよう、他地域で先に雨を降らせたのです。

またアメリカはベトナム戦争で極秘の作戦として気象操作したことが1972年に発覚して問題になっています。

 

■なぜ、日本ではあまり語られないのか?

実は、このような気象操作技術は、国際法でも一部制限されています。

1977年に発効した「ENMOD条約(環境改変技術の軍事的・敵対的利用の禁止条約)」では、
気象操作を「戦争の手段」として使うことを禁止しています。

つまり、「気象兵器」として“人に危害を与える目的”では使ってはいけない、ということです。
ただし、平和的・災害防止目的の利用は、禁じられていません。

となると――

「火災時にピンポイントで雨を降らせる」
「水不足の地域にだけ雨を誘導する」
そんな活用が、もっと語られてもよさそうですよね。

にもかかわらず、なぜ日本ではあまり話題にならないのでしょうか?

 

■技術は“ない”のではなく、“知られていない”

日本でも人工降雨の実験や研究はすでに行われており、
技術自体が存在しないわけではありません。
ただ、“それがある”ことを、私たち一般市民が知らないだけかもしれません。

「燃え広がる火災に、人が水をかけて立ち向かう」
そんな姿に感動しつつも、
テクノロジーの力をもっと活かせないのだろうか?
そう感じるのです。

これからの時代、
本当に必要なのは「知ること」かもしれませんね。

※ご興味ある方、疑っていらっしゃる方は、Wikipediaの
「人工降雨」「気象制御」のページもぜひ読んでみてください。

→ 人工降雨  https://ja.wikipedia.org/wiki/人工降雨
→  気象制御 https://ja.wikipedia.org/wiki/気象制御

 

【世界的な異常気象、中国の気候改変プログラムが影響か…

 中国全土に豪雨災害、「気象兵器」レベル】

気候改変の技術が一躍有名になったのはベトナム戦争のときである。
米軍が北ベトナム軍の動きを封じるため戦場に人工的に雨を降らせる作戦を
極秘に展開していたが、この作戦が1972年に米国のメデイアによって明らかにされたからである。

これを契機に米国内外でその使用に対する懸念が高まったことから、
1978年に「軍事的又はその他の敵対的な気候改変技術の使用禁止に関する国際条約」が締結・発効した。
 →※おそらく1977年の間違いかと

中国で気候改変プログラムに従事するスタッフは約3万5000人と世界最大である。

  → リンク

https://www.rieti.go.jp/jp/papers/contribution/fuji-kazuhiko/286.html

 

 

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中村 司

(財)日本東洋医学財団 理事長
中村式温熱療法 提唱者

祖母が27年間リウマチで寝たきり状態だったため、 幼い頃より難病の消滅を悲願とし、治療師の道に進む。
その克服法を完成に近づける途上、自分自身に激しい リウマチ症状が現れたが、約3週間で克服した経験をもつ。

治った患者さんの共通点を分析した「東洋三理療法」、 遠赤外線でいつでも体を温められる 「中村式温熱」、患者さんと共同開発した 「KIK療法」など、独自の視点から創案した治療法も多い。

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