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2015/06/19
ひまし油湿布 簡単バージョン 梅エキスも。
ケイシー療法のヒマシ油湿布(ひまし油湿布の温熱パック)は肩こり、風邪、子宮筋腫、乾癬など様々な病気・症状全般に効果がある方法とされ、非常に有名です。
価格も安いですが「ひまし油湿布の正式なやり方は時間もかかるし面倒」「なかなか続けられない」という感想、体験談を治療院・サロンでも多くお聞きしています。
(そのため、中村司はより簡単な「代替方法」として濃縮発酵「梅」エキスを用いた中村式温熱の活性免疫温熱療法を通常、お勧めしています。濃縮発酵梅エキスの場合、皮ふの吸収が速いのでフランネルやリント布は不要。好転反応も少なめです)
私もケイシー療法を深く学んだ者として正式なやり方を強く推奨しているのですが、多くの方がひまし油湿布を途中で断念されるため、「やらないよりは良いだろう」という苦肉の策から、やむなく「ヒマシ油湿布の簡単バージョン」も記すこととしました。原理主義の厳格な先生たちから批判を受けることも覚悟していますが、良い方法を世代を超えて伝えるのが最重要と考えてのことです。
ひまし油湿布を理解するのに、最も大切なポイント ---
実践したのに「ヒマシ油湿布は効かない」「症状に効果なし」という方もいらっしゃるかと思いますので、1つ大切なことを伝えます。
リーディングの形で提唱したエドガー・ケイシーは、ヒマシ油湿布が効果の出る重要な前提として、メンタルの部分を挙げており、神のような存在や宇宙全体を貫く法則性に対して「ゆだねる」「信頼する」という考えのもと、「肉体・こころ・魂が一体となる」ことを求めています。
つまり、イライラしながらケイシー療法をしたり、ながら治療法としては効かないし、「効果なしで、害が大きい」と述べています。
(中村が提唱する各種ケアの根底も同様と考えてほしいです。)
ひまし油湿布とは何か? ---
1.「経皮吸収+温熱」の組み合せ
「遠赤外線の温熱ヒーターにより体内に熱を浸透させ、高い振動数レベルのヒマシ油を、身体に経皮吸収させる方法」ということ。
めまい、胃腸症状などの好転反応も多少起こるかもしれない。
2. 病気全般からの健康快復に有効痛みをともなう肩こり、腰痛、子宮筋腫、風邪などの不調、乾癬など病気や症状全般に効果がある方法とされる。
3. 病気、病名、症状、原因ごとに治療法を変える必要はない。肩こりでも、腰痛でも、子宮筋腫でも、風邪でも、乾癬でも、すべての病気・不調、原因に対して同じ治療法、やり方で良い。
西洋医学の思想に毒されている人には信じられないかもしれないけれど、
肩こり→ひまし油湿布。 子宮筋腫→ひまし油湿布。 風邪→ひまし油湿布。 ということ。
ひまし油湿布で用意・セットする商品一覧 ---
1. 質のよいヒマシ油
安価な工業用ヒマシ油が出回っているという。工業用ヒマシ油は価格として安いけれど、使わないほうが良いと思う。
サロン・治療院のマッサージオイルのレベル、基準の高いオイルを選択。2. 遠赤外線の温熱ヒーター/ 中村式温熱の温熱ヒーターを推奨。
安価な温熱ヒーターだと熱の質がかなり粗くなり、熱の浸透に違いが大きい。価格の差が大きい部分。
温熱ヒーターもサロン・治療院のレベルが必要。
ぜひ、中村式温熱のレベルを推奨したい。3. リント布 (厚めなので使うとき重ねなくてよい。薬局で商品を購入できる。ネル/フランネルである必要はない)
4. 重曹 (薬局で商品を購入できる)
5. 質の良いオリーブオイル
商品、メーカーにより価格、味に大きな違いがある。バージンエクストラオイルがよい
6. サランラップ / 素材の悪いものは除く
7. ヒマシ油がついても汚れないシート。ビニール製品などふける、洗えるもの。
8. ヒマシ油がついて汚れても良いようなTシャツなど
9. クッキングペーパー
10.お湯
ひまし油湿布 正式なやり方 ---
準備1.ビニール製品など防水シートの上にサランラップを重ねる。
2.その上にリント布を置き、ヒマシ油を広く垂らす。
(リント布に、碁盤の目のようにヒマシ油を垂らすと均等に広がる)3. こだわりホットパックでこの温湿布セットをしばらく温めておく。
温熱治療
4.右側の肝臓、少し下の肋骨部分に、準備した温湿布セットを当てる。
5.できればマジックテープのついたバンドやひもで固定する。
6.ゆったり落ち着いた気持ちで、1時間以上かけて、ヒマシ油を皮ふから経皮吸収させる。
治療後
7. 温湿布セットを身体から外す。
8.重曹を溶かしたお湯をつけたクッキングペーパーでふき取る。
9.以上を3日間つづけて、終わった夜にオリーブオイルを小さじ2~3杯飲む。
飲み終わって少しつらい人は、お湯を口にふくむと良い。
ひまし油湿布 簡単バージョン ---
温熱ヒーターで先に温めておいて、痛いところに塗る。
(顔・首こり、肩こり、気になるところどこにでも)捨ててもいいTシャツを着る。
ひまし油をリント布/フランネルにしみ込ませて、30分温めてから、1時間ほど肝臓・腎臓に当てる。
温熱ヒーターは汚さないよう包んでおく。ひも、バンドで固定する。
追伸 ---
文字だとなかなか伝わりづらいけれど、本当は講座・セミナーで2回ほど見ればわかりやすいと思います。
教えてくれるサロンや治療院の先生の動きを見れば、それほど困難でないことがわかるでしょう。しっしん、かぶれなどがあっても、ある意味の好転反応とされるもので、しばらくすれば回復します。
ただ、ひまし油の付いたリント布/フランネルを他の人と共有してはいけません。
治療院などで施術する場合、とくに気を付けてほしいところです。共有が原因で起きた症状は、好転反応でなく、個人の排泄した毒素も吸着しており、しっしん、かぶれなどが起こる可能性がある、とされます。
やってはいけないパターンです。ひまし油の付いたリント布は、必ず個人で管理し、家族もやる場合は名前を書くなどしましょう。
合計3日間なので、ひまし油の付いたリント布は、冷蔵庫に入れてそのまま、3回使い回しできます。
3回終わったら捨てますが、3日間は新しく作る必要はありません。新しい治療クールにはいる場合は、もちろん新しく作り直してください。それでも価格はものすごく安いものです。
追追伸 --- だれでもできる免疫力アップの治療法として重要なこと
メンタルの安定
経口の栄養療法
経皮での栄養療法
徹底的に温める
濃縮発酵「梅」エキスの中村式「秘伝」簡単バージョン
お風呂か温熱ヒーターで先に温めておく。
手に梅エキスを少しのせ、手のひらになじませて
1.肝臓/右わき・腎臓/ウエストに塗る。痛いところにも塗る。
(顔・首こり、肩こり、気になるところどこにでも)2.右わき・ウエストなど塗った部位を温める。
液体ですが、手のひらになじませるてから塗ると
驚くほどすぐに経皮吸収していきます。ひまし油と比べても、
とても扱いやすく、この方法がベストだと考えています。(※農薬を使用して育てた梅のエキスは使用しないでください。
経皮吸収させるので、梅の質は厳選してください)
中村 司
中村式温熱療法は「温熱」「栄養」「メンタル」という、3つの土台のバランスを整えることで、免疫力・快復力を最大限に高め、健康になる温熱療法です。
(「東洋三理療法」といいます。)
中村 司
(財)日本東洋医学財団 理事長
中村式温熱療法 提唱者
祖母が27年間リウマチで寝たきり状態だったため、
幼い頃より難病の消滅を悲願とし、治療師の道に進む。
その克服法を完成に近づける途上、自分自身に激しい
リウマチ症状が現れたが、約3週間で克服した経験をもつ。
治った患者さんの共通点を分析した「東洋三理療法」、
遠赤外線でいつでも体を温められる 「中村式温熱」、患者さんと共同開発した
「KIK療法」など、独自の視点から創案した治療法も多い。
Copyright © 2015 中村温熱療法