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2016/08/19
必死に解決策・治療法を考えるのはどんな時か?
それは自分や家族が病気になった時。
追い詰められた立場として、一般の人も治療師も同じだとおもう。
多くの方が病気で悩み、その解決策を見出せないでいるのを見るのは、医療者として、とても心が痛むところです。
だれでも真剣に解決策を練る、治療法を考えるときというのは、「必要に迫られ、追い込まれた状態の中で」だと思います。
私にとっては、自分や家族・ペットなど、周りの人が病気になった時が多いように感じます。
今までの例として、自分や祖母のリウマチ、祖父の腎臓癌、親しい人の変形性股関節症、脊柱管狭窄症、うつなどに向き合ってきました。
しかも、根性が座って、真剣に取り組んできたせいか、多くの先生たちの協力もあって、近親者においてはほとんどの病気を治すことに成功してきたという自負があります。
逆に、自分や家族を治せない医療なら、私は価値を見いださないでしょう。
もともと、東洋医学の治療院は1人で総合病院をするようなものです。
治療師たった1人で、範囲の広い多くの病気と向き合わなければいけないため、本当に大変なのですが、その分、面白さもあります。
これは、相談を受ける内容を聞けば、範囲の広さがわかるかもしれないので、最近の相談例を出します。
がん、リウマチ、神経痛、不妊、逆子、子宮筋腫、子宮内膜症、生理痛、変形性股関節症、脊柱管狭窄症、痴呆症、顎関節症、耳管開放症、目の難病、膝の関節痛などなど。。。
病院の分類でいうと、内科・外科・整形外科・産科・婦人科・眼科・耳鼻科などになると思います。これらすべてを一人でフォローします。いわゆる、「何でも屋さん」ですね。
たとえば、患者さんから「○○病」の相談を受けて、患者さんの方が詳しい病名もあるのですが、東洋医学の治療方法は基礎がわかっていれば、応用がかなり効くので、ある程度の治療は組み立てられる、と私は考えます。
また、けっこう即効性があるので、効果の有無も判定しやすいのです。
(試して無効なら、いさぎよくあきらめて、他の方法も検討すべき!)
※とはいえ、いままで多くの場面で救ってもらったので、あきらめた記憶もないくらい。もし、即効性が認められなければ、総力戦に切り替えます。
基本概念、位置の共通認識としてツボ(経穴→※各種ネット情報や書籍を参照)があり、自己治癒力、血行改善を基本とし、鍼灸などの道具、武器があります。また、相手は人間だけでなく、動物にも効果があります。
今回、妻が耳の病気である耳管開放症(じかんかいほうしょう)という、耳が詰まって、聞こえにくくなる症状になりましたが、ちゃんと対策をうつことができました。
マイナーな病気なので、私も全く知らない病気でしたが、ちゃんと対応し、快調な状態まで戻せたことは、東洋医学の素晴らしさを改めて認識し、嬉しいことでした。
個別の症例ではありますが、「東洋医学は、よくわからない病気でも治せる」「犬猫にも良い」という具体例として、家族の2例を紹介します。
興味ある方は、読んでいただければ幸いです。
1.妻の耳の病気「耳管開放症(じかんかいほうしょう)」を治したケース (執筆中)
2.飼い犬 ワンコの重度のヘルニア、下半身の神経麻痺、膀胱直腸障害を治したケース
犬ネコの下半身マヒに、動物病院で鍼灸治療を! 9日間の回復実録
【関連記事】 本当に受けたい治療。「家族を守る」という強い意思の有無
中村式温熱療法は「温熱」「栄養」「メンタル」という、3つの土台のバランスを整えることで、免疫力・快復力を最大限に高め、健康になる温熱療法です。
(「東洋三理療法」といいます。)
中村 司
(財)日本東洋医学財団 理事長
中村式温熱療法 提唱者
祖母が27年間リウマチで寝たきり状態だったため、
幼い頃より難病の消滅を悲願とし、治療師の道に進む。
その克服法を完成に近づける途上、自分自身に激しい
リウマチ症状が現れたが、約3週間で克服した経験をもつ。
治った患者さんの共通点を分析した「東洋三理療法」、
遠赤外線でいつでも体を温められる 「中村式温熱」、患者さんと共同開発した
「KIK療法」など、独自の視点から創案した治療法も多い。
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