寒暖差ストレスと自律神経。頭痛・鼻水が出る理由

自宅で出来る一番手軽な温熱療法、それが中村式温熱療法です。

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寒暖差ストレスと自律神経。頭痛・鼻水が出る理由

2025/11/19

最近は急に寒くなりましたね。
まるで秋を飛ばして、一気に冬がやってきたようです。

急に冷え込んだ朝、
鼻水が止まらなくなる、頭が重い、気分が落ちる。
そんな経験はありませんか?

 

実はここ数週間、同じような不調を訴える方が増えています。
これは「寒暖差ストレス」で、自律神経が急に振り回されているサインです。

●首すじの温度差に敏感
●朝の外気が大きな刺激になる
●メンタルにも影響して不安定に
●頭痛や鼻水が急に出て長引く

体は本来、気候に順応するための時間が必要です。
東洋医学でも、風邪の前兆として
“風(ふう)”の邪は首から侵入しやすい、と古くから言われています。

だからこそ、とくに朝の“首のウォームアップ”がとても大切です。

●外出前に首すじを5分温める
●マフラーで温度ショックを防ぐ
●首から背中の上部(肩甲骨の間)も温める ← とても重要

これだけで、鼻がズルズル出る方でも「今日は大丈夫」という日が増えます。
首から背骨に自律神経が通っていますからね。

ある方は、寒暖差頭痛が首を温めただけでほぼ消えてしまいました。
体は正直なもので、温熱療法に素直に反応してくれます。
とくに血行不良などの頭痛は首、肩の血行が重要です。

そして、どうしても不安な時は、
●葛根湯(かっこんとう)…寒気・肩こり・鼻水が急に出る時
●桔梗湯(ききょうとう)…喉が痛くなってきた時
が役立ちます。

ただし、一番大切なのは “薬に依存しない体作り” です。
歩く、お風呂、温熱などで血行を良くし、体の力をしっかり育てていきましょう。

あなたの体は、温かさを徹底して与えるほど元気を取り戻します。

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中村式温熱療法は「温熱」「栄養」「メンタル」という、3つの土台のバランスを整えることで、免疫力・快復力を最大限に高め、健康になる温熱療法です。
(「東洋三理療法」といいます。)

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中村 司

(財)日本東洋医学財団 理事長
中村式温熱療法 提唱者

祖母が27年間リウマチで寝たきり状態だったため、 幼い頃より難病の消滅を悲願とし、治療師の道に進む。
その克服法を完成に近づける途上、自分自身に激しい リウマチ症状が現れたが、約3週間で克服した経験をもつ。

治った患者さんの共通点を分析した「東洋三理療法」、 遠赤外線でいつでも体を温められる 「中村式温熱」、患者さんと共同開発した 「KIK療法」など、独自の視点から創案した治療法も多い。

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