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2015/03/26
身体に備わる全ての器官・細胞が存在するには、それなりの理由がある。
ガン細胞などの、きらわれ者も「絶対的な悪」ではない。
身体に備わる全ての器官・細胞は、存在しないといけない理由があるから存在している。
不要だったものは、何万年という時代を経て、削ぎ落とされてきた。
かつて「代表的な不要物」とされた盲腸も、役割があると知られるようになって、今は立派に頑張るようになった、笑。
ご先祖さまが与えてくれたもの全てが、全力であなたを守ってくれているのだ!
むしろ、与えられたすべてを愛し、感謝しても良いとは考えられないだろうか?
脂肪細胞も非常に有意義なものだ。
身体の解毒・排毒能力が低下している緊急時、重金属など有害ミネラルをその中に蓄えておいてくれる。また、処理能力が回復すれば、正規ルートに乗せて自らは縮小するという、まさに叡智の結晶!
シボウ サン、アリガトウ。
そう深く考えると、がん細胞も本当に絶対的な悪なのか、疑問に感じられるだろう。
血液をふくむ身体が酸性状態にある時、致命傷にならないように手前で護ってくれている、という説がある。
ガン細胞=浄血装置/浄化装置 説だ。
ガン細胞=まもる君。これは、松田史彦医師による命名。
拙著「9レッスン」にある、末端の関節が「身代わり」になって、脳や心臓などが重大ダメージを受けないよう、脳梗塞・心筋梗塞の突然死をしないよう守ってくれたのと、同じと考えればいい。
身体に良いことをすると、ガン細胞は縮小(自然退縮)することから、まもる君の自発的な動きと考えるのが妥当ではないか。
イメージ的には、風の谷のナウシカに出てきた「腐海/ふかい」に近いかな。
世界を覆い尽くし死毒を拡散するとされた腐海は、実は、汚染された空気を浄化していた、という設定。
宮崎アニメの目の付け所は、ホントに感心する。
素晴らしすぎて抹殺された、千島学説でもそれに近いこと言っているようだよ。
なにを良しとし、悪ととらえるか?
「善悪論」は本当に奥が深い。
中村司にとっても、人生をかけたテーマになると覚悟しています。
中村式温熱療法は「温熱」「栄養」「メンタル」という、3つの土台のバランスを整えることで、免疫力・快復力を最大限に高め、健康になる温熱療法です。
(「東洋三理療法」といいます。)
中村 司
(財)日本東洋医学財団 理事長
中村式温熱療法 提唱者
祖母が27年間リウマチで寝たきり状態だったため、
幼い頃より難病の消滅を悲願とし、治療師の道に進む。
その克服法を完成に近づける途上、自分自身に激しい
リウマチ症状が現れたが、約3週間で克服した経験をもつ。
治った患者さんの共通点を分析した「東洋三理療法」、
遠赤外線でいつでも体を温められる 「中村式温熱」、患者さんと共同開発した
「KIK療法」など、独自の視点から創案した治療法も多い。
Copyright © 2015 中村温熱療法